No.20
米沢市長の若かりしころ
◯…先日の私のゴシップで、十勝総合振興局長、三井真氏(56)の経歴を、双葉幼稚園、柏小、六中、柏葉、北大と帯広のエリートコースを歩んだと紹介した。これと全く同じルートを6年前に通った人がいた。
◯…それは米沢則寿帯広市長(62)。しかも「北大は同じ法学部で、驚いた」そう。卒業後33歳の時、米沢市長は投資会社、ジャフコのロンドン支店代表に。「150億円を英独仏企業に投資、世界的ユダヤ系財閥ロスチャイルド商会の当主とビジネスで親交を深められたことは、私の記念すべきキャリアとなった」。
◯…1989年、男爵邸でのディナーに招待されて飲んだワインは仏メドック地方に同社が所有する「シャトー・ラフィット・ロスチャイルド」。世界“最高峰”のワイン。抜栓後、室内に漂う香り、味はウイットの利いた会話とともに「今でも脳裏に焼き付いている」。「ユダヤの教育は、世界を教える」と言う。私もワインで世界を学んでみたい。そろそろ今年もボージョレ・ヌーボーの季節。さて、ボージョレは何を教えてくれるか? (会長主筆・林光繁)