No.43
勝毎花火の“前哨戦”
◯…今年も「勝毎花火」の“前哨戦”と言える、有料席の優先抽選予約(4月27日申し込み受け付け終了、21~25日当選通知)をはがきとインターネットで受け付けたが、何と5倍の応募。最近、管外客が多いので、地元優遇策で6年前から取り入れた。
◯…人気に火がついたのは14年前の2005年。日本テレビで放送された全国花火大会ランキングで第2位に入ってから。09年のテレビ朝日の番組でもやはり全国2位に。しかも、側聞によると「勝毎花火の評価は両テレビともトップ。しかし、報道関係の名の付いた大会をトップにするのは、同じ報道機関としていかがなものか…」とし、2位になったというではないか…。
◯…毎年4500カ所で開かれる全国の花火大会でトップクラスになった要因は、毎年、毎年“洗練”作業を重ねてきたこと。米国オーランドにある「ディズニーワールド」の花火とレーザー光の融合を参考にしたり、ウィットに富んだアナウンスは、営業局職員(当時)の松本完治氏が45年前に取り入れた。音楽と花火のコンピューターによるコラボは、事業局の発想。勝毎は今年で創刊100年。“史上最大の作戦”を練りに練っている最中…。(会長主筆・林光繁)