十勝の農業まとめページ
【大樹】JA大樹町女性部(牧田陽子部長)の「第40回冬期運動会」が3日、同JA事務所で開かれた。 農閑期の親睦・交流イベントとして毎年開催され、部員や来賓、幼児も含む約65人が参加。町内の地区ごとに5チームに分かれ、オリジナルの4種目で楽しんだ。 並べた椅子に座り、足だけでスリッパをリレーす..
帯広市農業振興公社などは1月28日、帯広市内のJA帯広かわにし本所で、飼料用大豆の栽培実証事業について、今年度の報告会を開いた。ルーサン乾草(マメ科牧草)から飼料用大豆に置き換えた牛の乳成分に大きな変化がなかったことから、置換は可能としつつ、収穫方法などで課題が残ったとの説明があった。 同公..
十勝総合振興局は7日現在(午後2時時点)の大雪による農業被害をまとめた。前日より被害は拡大、12市町村(帯広、音更、士幌、清水、芽室、更別、大樹、幕別、豊頃、池田、足寄、浦幌)で計164件の被害が確認された。ビニールハウスの被害は士幌、幕別で増加、計124件となった。幕別町内では乳用牛2頭がビニ..
牛乳の消費拡大を目的にした「ミルクセミナー2025in十勝」が25日、帯広市内の北海道ホテルで開かれた。生産者と消費者ら約120人が参加、試食や講演を通じて牛乳・乳製品への理解を深めた。 北海道乳業協会の主催、十勝毎日新聞社、JAGAが協力。同ホテルの羽山正彦総料理長が牛乳を使った家庭でも作..
十勝地区農協組合長会の会長で、JA帯広かわにし組合長の有塚利宣さんが18日午後2時、病気療養中の帯広市内の病院で死去した。93歳だった。死因は間質性肺炎。有塚さんは長年、十勝農業の「顔」として強力なリーダーシップを発揮、国政と連携して各種生産施設や基盤整備を進め、管内JAの取扱高を3000億円台..
十勝総合振興局は12日現在(午後2時時点)の大雪による農業被害をまとめた。報告自治体は前回(10日現在)より2町増の14市町村(帯広、音更、士幌、鹿追、清水、芽室、更別、大樹、幕別、豊頃、池田、本..
【中札内】JA中札内村(島次良己組合長)は今月から、働き方改革などのため完全週休2日制を導入した。JA北海道中央会帯広支所によると、十勝管内23JAの内、完全週休2日制の導入はJA中札内村で13カ..
帯広農業高校(佐藤裕二校長)の農業科学科3年の森川玲さんが、昨年12月に実施された、農業に関する知識や技術を問う「日本農業技術検定」の最高位である1級に合格した。例年、合格率が10%未満の難関で、..
十勝総合振興局は10日現在(午後2時時点)の大雪による農業被害をまとめた。報告自治体は前回(7日現在)と同じ12市町村(帯広、音更、士幌、清水、芽室、更別、大樹、幕別、豊頃、池田、足寄、浦幌)で、..
農村ツアーや食育事業を展開する「いただきますカンパニー」(帯広市、井田芙美子社長)が、今年度の北海道産業貢献賞(農業・農村振興功労者)を受賞した。農業と消費者の距離を縮めようと活動し13年、メイン..
帯広物産協会(小倉豊会長)は11日、帯広市内の畜産物加工研修センターで、十勝産和牛を使ったソーセージ作り体験会を初開催した。2027年に十勝で開かれる「第13回全国和牛能力共進会北海道大会」(和牛..
なるほど!人気のウラ側(16) 広尾町の菊地亮太さん(43)亜希さん(39)夫妻が経営する菊地ファーム。乳牛を育て、生乳からアイスクリームなどの加工品を製造販売している。首都圏・関西の物産展はも..
【大樹】JA大樹町女性部(牧田陽子部長)の「第40回冬期運動会」が3日、同JA事務所で開かれた。 農閑期の親睦・交流イベントとして毎年開催され、部員や来賓、幼児も含む約65人が参加。町内の地区ご..
【東京】道産ナチュラルチーズの魅力と楽しみ方を発信する「北海道地チーズ博2025」(ホクレン主催)が7日、都内の表参道ヒルズで始まった。十勝を含む道内50社約300種類のチーズがそろい、食べ比べ企..
更別農業高、帯広畜産大別科を卒業後、20歳から更別村勢雄にある実家の酪農業に従事しています。自分で5代目。現在は牛140頭を飼育し、そのうち85頭で搾乳をしています。 2023年につなぎ牛舎用..
帯広農業高校(佐藤裕二校長)の農業科学科3年の森川玲さんが、昨年12月に実施された、農業に関する知識や技術を問う「日本農業技術検定」の最高位である1級に合格した。例年、合格率が10%未満の難関で、同校によると、帯農の生徒で初、道内でも農業高校を含む高校生で初の合格者となった。 森川さんは桧山..
自動運転のトラクターやドローンといったデジタル技術(ぎじゅつ)を活用して、効率(こうりつ)よく農作物を育てる「スマート農業」が広がっています。日本ではさまざまな仕事で人手不足が深刻(しんこく)となっていて、農業も例外ではありません。最近では、機械の「働きやすさ」を考えた新品種づくりまで進められて..
【幕別】幕別札内北小学校(西田茂生校長)で17日、4年生を対象にした小麦の授業が開かれた。児童は十勝で広く栽培されている「きたほなみ」「ゆめちから」の2品種を比較しながら、楽しく、地域の基幹産業について理解を深めた。 十勝地区米麦改良協会と、農村ツアーを展開する「いただきますカンパニー」(帯..
【音更】音更町内の竹中農場(竹中章代表)で生産するリーキ(西洋ネギ)を使った給食メニューが24日、町内の小・中学校で提供され、児童・生徒らが地場産野菜を堪能した。 竹中代表(49)が「地場野菜に親しんでもらいたい」とリーキを提供。オリーブオイルを絡め、オーブンで焼き目がつくまでグリルして振る..
帯広開西小学校(阿部昌己校長)の児童を対象にした食育授業が16日、同校で開かれ、児童たちは五感を使って楽しく砂糖の種類を学んだ。 ビート糖業協会の委託事業として、帯広を拠点に食農教育を実施する「いただきますカンパニー」(井田芙美子代表)が企画。11月から来年2月にかけて、管内外の約30校・5..
道内16の協同組合などで組織する「協同組合ネット北海道」は2月8日、道産食材を使った「北海道まるごとカレーパン」をさっぽろ雪まつり会場で発売し、8時間でのカレーパン販売個数ギネス世界記録に挑戦する。協同組合の役割や意義を消費者に発信し、道産食材の魅力を感じてもらう。1月17日に行われた発表会では..
【本別】本別町友好大使で、札幌市内の豆料理専門店「Mame Kitchen Hokkaido」を営む谷口まどか代表が、本別町産の大正金時や小豆などの豆を交ぜたヘルシー冷凍おにぎりを商品化した。SNS映えする色鮮やかで個性的な5種類をインターネットからセット販売。「本別をはじめ十勝の人に食べてもら..
十勝産小麦の普及・消費拡大を目的とした「十勝穂ドリームネット とかち小麦フェスタ」が18日、帯広市内のとかちプラザで開かれた。パン店や菓子店など小麦を扱う飲食店19店が出店し、来場者は小麦を楽しみ尽くしていた。 十勝地区米麦改良協会主催。2016年から開催し、今年で8回目(21、22年は新型..
昼間でも肌を刺す寒さの日が多い足寄町。町中心部から5キロほど離れた足寄ぬくもり農園(新津賀庸代表)では、ビニールハウス内を温泉熱や太陽光で温かく保ち、年間を通したイチゴ栽培を実践する。扉を開けると、ぬくもりが体を優しく包み込む。 同農園は、JAあしょろの出資型法人として2016年に設立。ハウ..
【札幌】ご飯に合うおかずのレシピを競う「ごはんのおともグランプリ2024」(北海道米販売拡大委員会主催)の結果発表が24日に札幌市内で行われ、サケやベビーホタテを使った2品がグランプリに輝いた。北海道米の消費拡大を目的に開催、今回で5回目。手軽に作れる「ラクうま!」、ご飯に乗せて食べる「のせうま..
18日に93歳で死去した、十勝地区農協組合長会の会長でJA帯広かわにし組合長の有塚利宣さんの通夜と告別式が23、24の両日、帯広市内の公益社中央斎場で執り行われた。北海道・十勝農業の重鎮の死を悼み、農業・経済、政治・行政など各界から2日間合わせて延べ約3000人が訪れた。 家族とJA帯広かわ..
18日に死去した十勝地区農協組合長会会長でJA帯広かわにし組合長の有塚利宣さん(享年93)は、強力なリーダーシップで3000億円農業の基盤を固め、文字通り平成を代表する農業人の一人だった。常々「国政と農業は一体」と説き、北海道・十勝の農業振興へ政官民の人脈をフルに活用した。国際化を視野に管内JA..
十勝地区農協組合長会の会長で、JA帯広かわにし組合長の有塚利宣さん(享年93)の訃報を受け、政治、産業・経済、行政など各界に哀悼の意が広がった。過去最高となる2024年産のJA取扱高を発表してからわずか25日、関係者は一様に驚き、十勝農業を国内有数の規模に押し上げた功労者の死を悼んだ。(能勢雄太..
農地も健康も守る 昨年、芽室町内19戸の農家でつくる農産物販売会社「なまら十勝野」の取締役に就任した。「先祖から受け継いできた農地を守り、次の世代へ」。会社の理念が自らの農業の軸となり、農産物の適正価格での販売や付加価値の模索、農業の発信に力を入れる。 芽室西小、芽室西中、帯広農業高卒。20..
カナダ出身 スティーブ・イマハシさん(70) 「人工知能(AI)などの先端技術を活用するスマート農業を十勝に広めたい」と意欲を燃やす。新得町内の自宅からインターネットを通じたマッシュルームの栽培指導や輸入販売など幅広い事業を展開する。 日本人の両親が1938年に日本からカナダへ移住、カナダ国..
【中札内】JA中札内村(島次良己組合長)は今月から、働き方改革などのため完全週休2日制を導入した。JA北海道中央会帯広支所によると、十勝管内23JAの内、完全週休2日制の導入はJA中札内村で13カ..
【更別】酪農家の負担軽減を目指し、乳質検査に用いる生乳検体をドローンで配送する実証実験が1月30日、更別村内で行われた。村のスマート農業推進の一貫で、スーパービレッジ構想事業の実施主体であるソーシ..
【清水】JA十勝清水町(今野典幸組合長)は、清水町内の小中学校4校の給食用に十勝若牛のハンバーグ720個を無償提供した。 地域産業への関心・理解を深め、地域ブランド牛肉のおいしさを知ってもらう..
18日に93歳で死去した、十勝地区農協組合長会の会長でJA帯広かわにし組合長の有塚利宣さんの通夜と告別式が23、24の両日、帯広市内の公益社中央斎場で執り行われた。北海道・十勝農業の重鎮の死を悼み..
十勝地区農協組合長会の会合が20日、帯広市内の十勝農協連ビルで開かれた。有塚利宣会長(JA帯広かわにし)の死去を受け、後任については空白期間をそれほど置かずに、人選する方向性を確認した。 会長職..
日本の食料庫として重要な役割を果たしている十勝で、担い手不足・物価高騰といった農業経営を取り巻く環境は日々厳しくなっている。 こうした状況下で自分を育てた十勝の農業のために、立ち上がった若者がいた。代々続く農家で生まれ育ち、現在は「中谷工房」の代表を務める中谷拓登さん(32)。農家ならではの..
昼間でも肌を刺す寒さの日が多い足寄町。町中心部から5キロほど離れた足寄ぬくもり農園(新津賀庸代表)では、ビニールハウス内を温泉熱や太陽光で温かく保ち、年間を通したイチゴ栽培を実践する。扉を開けると、ぬくもりが体を優しく包み込む。 同農園は、JAあしょろの出資型法人として2016年に設立。ハウ..
お得でおいしい十勝の「エコ」―。まだ食べられるのに廃棄されてしまう「食品ロス」を減らそうと、生産・製造過程で出る規格外品や切れ端などを消費者に届け、SDGs(持続可能な開発目標)に貢献している十勝の店を紹介する。第9回は、帯広市内の「はるこまベーカリー」の前日パンの詰め合わせ。 開店と同時に..
「自伐型林業」をご存じだろうか。多くの人は聞きなじみのない言葉かもしれない。 自伐型林業は、間伐や作業道の整備など、山林への手入れを長期にわたって繰り返すことで、長期的に良い木を育てて収穫する経営スタイルである。採算性と環境保全を両立する持続可能な森林経営の観点から注目を集め、全国の中山間地..
1次産業のうち、畑作は昨今の気候変動への対応が焦点の一つにある。打開策として新品種の研究開発は進むが、普及には種の確保が必須で、実用化には時間がかかる。干ばつに対して、かんがい施設などインフラ整備を求める声は強まっているが、こちらも完了までには10~20年の期間を要する。 一方、酪農は昨年、..