十勝の農業まとめページ
北海道農作業安全運動推進本部(札幌)は、2022年度の道内の農作業事故発生状況をまとめた。十勝管内の事故死者数は2人で2年ぶりに死亡者が出た。負傷者は456人で前年度より55人少なく、この10年では最も少なかった一方、全道の地区別では最も多かった。管内では今年度に入り1人が死亡する事故が起きてい..
とかち財団(帯広市、金山紀久理事長)は22日、食品加工の研究や開発の成果を報告する「食加技プレゼンテーションデー」を帯広市内の十勝産業振興センターで開いた。 加工業者など約60人が参加した。兵庫県立大の永井成美教授による基調講演「心と体を整える時間栄養学」が行われたほか、同財団の研究担当者らが..
宮下一郎農林水産相は15日、時事通信などのインタビューに応じ、中国が日本産水産物の輸入を全面停止した問題を受け、輸出先の多角化によるリスク低減に取り組む方針を表明した。農林水産物・食品の輸出額(2022年は1・4兆円)を25年に2兆円、30年に5兆円に拡大する目標は堅持する。主なやりとりは次の通..
十勝総合振興局は22日、管内の農作物生育状況(15日現在)を発表した。豆類の生育は平年より11~13日早く、前回調査(1日現在)とほぼ同様の評価だった。さや数を表す「着莢(きょう)数」は大豆、金時、手亡が「多い」で小豆は「やや多い」。金時の収穫は平年より11日早く、収穫作業の進捗(しんちょく)率..
第35回国際農業機械展in帯広2023(7月6~10日、帯広市)の開催委員会は、来場者や出展社からのアンケート結果をまとめた。来場者の評価はおおむね好評で、出展社もPR効果に手応えを得ているが、駐車場の少なさや来場者の輸送面などで改善を求める声が寄せられた。 来場者アンケートは219人が回答..
2030年度に予定されている北海道新幹線の札幌延伸で、JR北海道から経営分離される函館線の函館-長万部間(148キロ)の貨物鉄道維持に向け、道が主催する地域との意見交換会が始まっている。16日には..
【更別】更別農業高校(伊與部明校長、生徒90人)で9月29日、防災講演会が開かれ、胆振管内厚真町のハスカップ農家、山口善紀さん(52)が講師として登壇した。2018年の胆振東部地震で被災しながらも..
【音更】雑穀卸アグリシステム(芽室)グループのトカプチ(更別、伊藤英信社長)が所有する音更町十勝川温泉の田んぼで、今年初めて有機農法で栽培したうるち米や酒米の収穫作業が行われている。2日には近隣の..
【芽室】落花生や町の農業の魅力を発信する「第2回芽室落花生祭り」が1日、安藤農場(町上伏古6線4)で行われた。旬の落花生グルメや畑でのアクティビティーを求め、大勢の人が訪れた。 町の落花生生産者..
15年の成果たわわ 芽室町市街地から車で北に向う。十勝川を越え、畑が広がる道中を進むと、その所々で「りんご」と書かれた看板やのぼり旗を目にする。それをたどって町北明の山中へと入っていくと、たどり着..
【清水】スイーツ製造・販売の十勝トテッポ工房(帯広市西6南17)と、同工房に鶏卵を納めている清水町内の十勝エッグフォレスト(牟田健代表)は、ケーキなどのスポンジ端材を鶏の餌として与え、卵をスポンジ..
【鹿追】「退職予定自衛官インターンシップ」(道、自衛隊帯広地方協力本部共催)が9月26日、鹿追町内のカントリーファーマーズ藤田牧場(町瓜幕西28、藤田大和代表)など4カ所で行われた。 農業現場..
ホクレンは、牛乳や乳製品の需要拡大を図る運動「ミルクランド北海道」の一環として、「牛乳飲みてぇ!な食べ物を決める 牛乳の相方総選挙」を開催している。抽選で総勢1000人に景品が当たる。 あんパ..
帯広畜産大学は25日、同大学で産学官金連携交流会「大人のオープンキャンパス」を開いた。毎年恒例で今回は「これからの乳牛飼養のあり方とは」がテーマ。講演会や夕食を楽しみながらの情報交換会に加え、コロ..
北海道農作業安全運動推進本部(札幌)は、2022年度の道内の農作業事故発生状況をまとめた。十勝管内の事故死者数は2人で2年ぶりに死亡者が出た。負傷者は456人で前年度より55人少なく、この10年で..
【更別】更別農業高校(伊與部明校長、生徒90人)で9月29日、防災講演会が開かれ、胆振管内厚真町のハスカップ農家、山口善紀さん(52)が講師として登壇した。2018年の胆振東部地震で被災しながらも「日本一のハスカップ農家になる」という夢を今も追い続けるその思いを、生徒たちに伝えた。(近藤周) ..
帯広農業高校など十勝管内の農業系高校や農業を教育に取り入れている5校が、「ふぞろいの野菜で笑顔プロジェクト」と題し、学校で栽培した規格外野菜を子ども食堂に提供する取り組みを始める。食材提供のみならず、調理補助や交流活動にも生徒が主体的に関わり、社会参加を促す。10月8日には帯広農業高校を会場に1..
【幕別】幕別途別小学校(佐竹宏子校長、児童18人)で21日、稲刈りが行われた。全校児童が黄金色に実った稲の収穫に汗を流した。 途別地区は十勝で最も早くから稲作が行われていた地域の一つ。地域に水田がなくなった1986年から、同校が稲作文化を引き継いでいる。今年は5月に田植えを行った。 この..
【更別】更別小学校(山上文博校長)の3年生21人が、社会科の授業の一環でJAさらべつを訪れ、倉庫を見学した。 JAさらべつの倉庫や作物の出荷先などを知り、村の農業を規模の大きさを学ぶため、昨年から実施している。今年は8日に行われた。 児童は、同JAの鈴木克弥農産部長の案内で、広い敷地に立..
【池田】池田小学校(稲葉珠樹校長)の3年生30人を対象にした稲作農園体験学習「稲刈り体験」が8月29日、池田町内の加藤洋子さんの水田(千代田)で行われた。 5月に児童が田植えした水田では稲穂が黄金色に色付いていた。猛暑の影響から例年より生育が早く、20日ほど早い刈り取り作業となった。 児..
【音更】雑穀卸アグリシステム(芽室)グループのトカプチ(更別、伊藤英信社長)が所有する音更町十勝川温泉の田んぼで、今年初めて有機農法で栽培したうるち米や酒米の収穫作業が行われている。2日には近隣の下士幌小5、6年生12人ら約30人が参加し、手刈りによる収穫体験を行った。 同社は有機農法による..
【中札内】道産の片栗粉を主原料としたロングセラーのでんぷん麺「マロニーちゃん」を製造するマロニー(大阪府吹田市、難波克章社長)やJA中札内村の関係者らが22日、中札内小学校で、同商品に使う片栗粉が製造されている同村の児童向けに食育授業を行った。児童は郷里の産業について理解を深めた。(松崎篤嗣) ..
【芽室】芽室町の農家辻野俊弘さん(78)が良質な小豆作りを続けている。製菓メーカーのもりもと(千歳市)は、辻野さんが収穫したばかりの“新小豆”のみを使用した期間限定商品「北海道どら焼きヌーボー」を毎年販売。今年は10月27日に発売し、19年目を迎える。 辻野さんは約5ヘクタールで「エリモショウ..
帯広農業高校など十勝管内の農業系高校や農業を教育に取り入れている5校が、「ふぞろいの野菜で笑顔プロジェクト」と題し、学校で栽培した規格外野菜を子ども食堂に提供する取り組みを始める。食材提供のみならず、調理補助や交流活動にも生徒が主体的に関わり、社会参加を促す。10月8日には帯広農業高校を会場に1..
【本別】本別町営農指導対策協議会(会長・佐々木基裕町長)は、「第27回本別きらめきタウンフェスティバル」(2、3日・利別川河川敷)の会場内で、牛乳ときな粉が入った1000セットを無料配布した。 基幹産業の農業や農業者を応援し、本別産品の魅力を広くPRする同フェスの人気企画。無償提供されたのは..
JA帯広大正女性部フレッシュミズの会長を務めています。メークインまつりでは、女性部考案のジャガイモ料理を多くの来場者に食べてもらい、うれしかったです。改めて農業のやりがいを感じました。フレッシュミズ部会では、子育ての悩みを話し合ったり、料理講習をしたり、日頃の生活を良くする取り組みをしています。..
一丸で強い農業目指したい JA上士幌町新組合長 高橋昭博さん(53) 「組合員、JA職員の方向性を明確にし、一丸となって日々のコミュニケーションを取りながら、強い農業を目指したい」と思いを語る。 人件費の値上がりや、労働力不足が深刻化する中、スマート農業をうまく活用し、作業の効率化と正確性向..
両親と3人で褐毛(あかげ)と黒毛合わせて270頭の和牛を管理しています。2020年に酪農学園大獣医学科を卒業し、昨年から実家で働いています。今夏はうちの牛にも熱中症とみられる症状が出ました。暑い夏でした。採卵技術を駆使し、繁殖能力や産肉性に優れた牛を安定的、効率的に生産する体制を確立したいです。..
豊田東8線で畑作と畜産を手掛けています。6年前に父(清助さん、71歳)から経営権を譲り受けました。46ヘクタールの畑では、小麦、ビート、大豆、ニンジンなどを作っています。肉牛は約200頭を飼養しています。今年1月に鴨川農場を株式会社化しました。今夏は猛暑でしたが、今のところは深刻なダメージはあり..
JAに入り2年目で、中国からの留学生に関する業務を担当しています。留学生と接する時は、相手の国の文化(食や礼儀礼節など)を理解することを心掛けています。 社会人になって初めて野球チームに入りました。ポジションはセンターを守っています。バッティングセンターに通って練習しているので、打撃には自信..
JA帯広大正女性部フレッシュミズの会長を務めています。メークインまつりでは、女性部考案のジャガイモ料理を多くの来場者に食べてもらい、うれしかったです。改めて農業のやりがいを感じました。フレッシュミ..
一丸で強い農業目指したい JA上士幌町新組合長 高橋昭博さん(53) 「組合員、JA職員の方向性を明確にし、一丸となって日々のコミュニケーションを取りながら、強い農業を目指したい」と思いを語る。 ..
【本別】国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊の実習生が、JA本別町(佐野政利組合長)を表敬訪問した。来年1月からの海外派遣に伴う長期研修を十勝管内で行っており、本別農業の魅力について理解を深め..
【中札内】南十勝農産加工農協連(南工連、中札内村中札内西2線)で、でんぷん製造が本格化している。原料となるジャガイモが1日1700~1800トンほどトラックで次々運ばれている。 十勝中部・南部..
【幕別】幕別町と町内JAなどでつくる「ゆとりみらい21推進協議会」は22日午前10時~正午、セブンイレブン札内暁店駐車場で「まくべつ農福まるしぇ」を開く。 働き手が不足する農業者と、就労・生き..
15年の成果たわわ 芽室町市街地から車で北に向う。十勝川を越え、畑が広がる道中を進むと、その所々で「りんご」と書かれた看板やのぼり旗を目にする。それをたどって町北明の山中へと入っていくと、たどり着いたのが「松下リンゴ園」だ。9月末の農園には、10月中旬の収穫を待つ「シナノドルチェ」が赤く実ってい..
○…地域の取れたて野菜を販売する「軽トラ野菜市」が帯広市内の緑ケ丘公園で10月8日まで、毎週日曜日の朝に開かれている。 ○…おびひろ軽トラ市運営協議会主催。昨年8月に初開催し、今年も行っている。毎週複数台の軽トラックが出店し、ジャガイモ(キタアカリ、レッドムーンなど)、カボチャ(雪化粧ほか)など..
農業機械整備技能士 村瀬忍さん(69)=東洋農機= 「高精度で効率的に」 気温30度を超える暑さの中、つなぎ姿で農業機械を試作する。「開発した農機をお客さんがほ場で使い、喜んでくれればうれしい」と汗をぬぐう。社歴は53年目。役員を除くと本社では最古参となるが、今も現役で活躍している。 195..
「いつか牧場経営者になりたい」。東京の大手ゼネコンのグループ会社に勤めたが東京での生活が肌に合わず、北海道にUターン。2016年10月に友夢牧場に就職した。 1990年札幌市出身。東海大学卒。親類に牧場経営者がいて、子どもの頃よく遊びに行った。仕事を手伝うことがあり「酪農の仕事が楽しく、漠然..
料理人と養蜂家 二つの顔 上士幌町市街地から少し離れた東居辺という場所にある鉄板焼きレストラン「tobachi(トバチ)」。同店のオーナーである斉藤達也さんは、十勝養蜂園の代表を務める養蜂家の一面も併せ持つ。「もともと養蜂業を継ぐつもりはあまりなかった」と昔を振り返る達也さん。23歳で独立し、自..