No.49
おおらかさ裏目に?
〇…十勝の人を評すると「おおらかでノンビリ」の良い人が多いと言われる。しかし、ことコロナ禍に関しては、この寛容性が“わきの甘さ”につながるのではないか…。
〇…上京すると、必ずお昼に行くのがソバの「神田まつや」(小高孝之社長)。食通達の評価は☆☆☆。今ついに仕切りを置き、人数は通常の半分に制限。据え置きの薬味はお客ごと。
〇…TVの料理番組にも登場している小高社長は、意外にも「帯広ファン」。「中学生のころ柔道の合宿で長野五輪、スピードスケートで金メダルを取った清水宏保さんの実家にホームステイしたことがある」のと、「帯広の“そばの小川”の長男、吉輝(よしあき)さん(46)が東京に料理の勉強に来た折り、同店を訪れ、店主とソバをすすりながら”食談義”に花を咲かせるという。クラスター発生で混乱する十勝は、まつやの姿勢を見習うべき-という私の見解である。(顧問・林光繁)