No.46
7カ月ぶりの東京 コロナ禍の深刻さ、肌で
○…東京は、新型コロナウイルスの影響が十勝とは比べものにならないほど深刻だ。十勝は感染者が二十数人と少ない分、温度差を感じる。
○…10月8日、3月中旬以来7カ月ぶりに上京した。この間、コロナ禍のステイホームで帯広に缶詰め状態。こんなことはかつてなかった。“浦島太郎”気分で東京を見つめた。人気のイタリアン・レストランで食事。午後6時に入店し、約2時間、客はわれわれ1組だけ。いつも満員だったので店員に聞くと、「春からずっとこんな状況。暇を持て余している」とのこと。
○…もっと閑散としていたのが大手ホテル。いつもは多くの人が行き交っていたカフェのサイド通路に、午後7時すぎになっても1人もいない。ハロウィーンの人形ばかりが目立つ、まさにゴースト・タウンのよう=写真。(林光繁顧問)