No.02
ハクモクレンが見頃 北海道ホテルの庭
○…「気高さ」「高潔な心」-。良い香りと、心に残る大ぶりな白い花で知られる「ハクモクレン(白木蓮)」。この季節に咲くのを心待ちしていたように、北海道ホテル(帯広市西7南19、林克彦社長)の庭で、“女王”のように美しく咲き誇っている=写真。
○…モクレンと言えば、大半はシモクレン(紫木蓮)のことで、市内でもよく見かける。英語名は「マグノリア」。花がハスに似ていることから「木蓮」になったそうで、花言葉は“自然への愛”とされる。
○…本紙1日付15面で紹介した「エドヒガンザクラ」と同様、同社前身の北海館時代の所有者・故小泉祝男(ときお)氏が半世紀ほど前に道南の松前町から移植した。十勝の気候に適さない木ではあるが、日当たりが良いことと、風よけになるビルに囲まれているせいか、生育は順調だ。数日で花は散ってしまうので、早めにご観賞を-。(会長主筆・林光繁)