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No.32

3代社長勢ぞろい

帯広市東1南8の自宅庭で、1932(昭和7)年9月4日撮影。前列右から初代林豊洲、五女照代(93)、妻波津女、後列右から3代目正巳、2代目克己、三女百合、長女恵美

 ◯…私の祖父・林豊洲は弱冠30歳で、本紙の前身「帯広新聞」を100年前の1919(大正8)年9月27日に創刊した。当時の日本人の平均寿命は44歳(1900年)。モラトリアム(大人になるための準備期間)などと言っていられる時代ではなかったので、当然か。

 ◯…創刊から5年後の1924(大正13)年の元旦号で「余はただ正義に直往邁進し、正しき弱き者の味方となり、新聞の天職に殉ずる覚悟だ」と新聞人としての姿勢を宣言。「新聞は社会の公器」と述べ、組織を創刊2年で株式会社化している。敏腕記者を全道から集め、高速輪転機を導入し、10年後には新社屋を建設して経営を軌道に乗せている。

 ◯…本紙の基礎・姿勢は豊洲の信念に基づく。今や「人生100年時代」。私は今年で78歳。まだこれからだ。創刊100年に際して成すべきことは、原点回帰即ち、豊洲の志「十勝の発展とともに」である。

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