No.08
雨の日の農家
○…連日、雨が続いているが、農家は何をしているのだろう。昔から「晴耕雨読」と言われているから読書ざんまいと思うが、その現実はいかに…。
○…36年前、1982年7月17日の土曜日に「十勝博」は開幕した。ところが、午後から雨に見舞われ、翌日の日曜日も大雨。会場には水たまりができ、トイレの便槽にまで水が入り、かき出しに大騒動だった。事務局長の私はスタートから“つまずいた”と思ったが、併催の全国農業機械展に大勢の農家らが長靴をはいて入場してくれたのだ。
○…そうだ、雨の日は畑作農家の“休日”だった。今年も7月に入って連日の雨で、8日まで降り続きそう。今どきの農作業は殺菌・虫の農薬散布と豆は中耕除草が主。人もトラクターも畑に入れないため、この間は“休農”。「作況の悪化にイライラしながら家でテレビを見てゴロ寝…」というのが農家の本音かな?(会長主筆・林光繁)