自由訳 十勝日誌~松浦武四郎原文(19)「蝦夷地の母なる山々連なる」
安政5年(1858年) 3月11日 曇り。シユンクランの道案内で、ほんの少しの食糧米を持って、川の西岸に渡り、茅の原っぱを過ぎて2キロほど行くと、バンケニヨロフという小川に出ました。この辺りの川は浅く、崖の上から滝のように流れが落ちているので、この景色を向こう岸から眺めたら、さぞかし景色が良いだ..
安政5年(1858年) 3月11日 曇り。シユンクランの道案内で、ほんの少しの食糧米を持って、川の西岸に渡り、茅の原っぱを過ぎて2キロほど行くと、バンケニヨロフという小川に出ました。この辺りの川は浅く、崖の上から滝のように流れが落ちているので、この景色を向こう岸から眺めたら、さぞかし景色が良いだ..