奇才逸品~武四郎展から(2)「野帳 辰 二」
野帳 辰 二 安政3(1856)年 蝦夷の探検 絵と文に 「野帳」は、松浦家では「のちょう」という呼び名で伝わっている、いわゆるフィールドノート。武四郎は、常に矢立(やたて、携帯用の筆記具)と野帳を持ち歩き、旅先で見聞きしたことをメモやスケッチとして書き留めた。こうした集めた膨大な情報を、後に書..
野帳 辰 二 安政3(1856)年 蝦夷の探検 絵と文に 「野帳」は、松浦家では「のちょう」という呼び名で伝わっている、いわゆるフィールドノート。武四郎は、常に矢立(やたて、携帯用の筆記具)と野帳を持ち歩き、旅先で見聞きしたことをメモやスケッチとして書き留めた。こうした集めた膨大な情報を、後に書..