耕土興論「和多田進(ジャーナリスト) 東京日記(585)想像する力」
「ナチス」の残虐を知ったのは1冊の本との出会いだった。『決して忘れはしない WE HAVE NOT FORGOTTEN』という1冊。 1961年3月18日、いまは無い信正堂書店(帯広)で購入した。本の見返しに、つたない私の文字でそう記されている。高校1年の終わりだった。 本の冒頭には、「..
「ナチス」の残虐を知ったのは1冊の本との出会いだった。『決して忘れはしない WE HAVE NOT FORGOTTEN』という1冊。 1961年3月18日、いまは無い信正堂書店(帯広)で購入した。本の見返しに、つたない私の文字でそう記されている。高校1年の終わりだった。 本の冒頭には、「..