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黄金色の畑に点々と 麦稈ロール作り盛ん

収穫を終えた小麦畑に点々と広がる「麦稈ロール」。管内では夏の風物詩となっている(22日正午ごろ帯広市八千代町、ドローンで星野広翔撮影)

 小麦の収穫が十勝管内で本格化する中、畑に残った麦わらを専用機械で巻き集めた「麦稈(ばっかん)ロール」が点在する風景を目にするようになった。広大な十勝農業を象徴する、夏限定の牧歌的な一こま。「敷きわら」として牛や馬の寝床に使われるもので、重機でトラックに積んだ後、地域の酪農家らに届けられる。

 帯広市八千代町では22日、地域の農家から麦わらを引き取っている八千代公共育成牧場の石井崇課長(38)が、専用機械を取り付けたトラクターで次々と麦稈ロール作り。「作業は17日からで、例年より1週間ぐらい早い。ここまで太陽に恵まれたが、今週は雨予報なので小休止になるかもしれない」と話した。

 十勝総合振興局によると、今期の秋まき小麦は収穫の目安となる成熟期を14日に迎え、さらに降雨が少ないこともあって平年より早いペースで作業が進んでいる。逆に、ビートや豆類を作る農家からは干ばつ被害を懸念する声が出ていて、今後の雨は「恵み」となりそうだ。(佐藤匡聡)

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  • 青空の下、管内各地で「麦稈(ばっかん)ロール」の作業がピークを迎える(22日午後1時ごろ、星野広翔)

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