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十勝の農業まとめページ

新規就農優良農業経営者表彰で清水町の遠藤さん夫妻が最優秀賞

 【札幌】北海道農業公社の今年度の新規就農優良農業経営者表彰式が18日、札幌市内のホテルで行われ、清水町の酪農家遠藤耕作さん(42)、真由子さん(40)夫妻が最優秀賞に輝いた。  耕作さんは神奈川県、真由子さんは岡山県出身。耕作さんは帯広畜産大学卒業後、十勝管内の酪農法人や酪農ヘルパー組合で勤務..

「とかち発 農林水産業から拓く地方創生」パネルディスカッション紹介

循環型社会 地域経済を強靱に  グリーントランスフォーメーション(GX)による地方活性化を十勝から発信する初のシンポジウム「とかち発 農林水産業から拓(ひら)くGX地方創生」(道経済産業局主催、十勝毎日新聞社など共催)が10、11の2日間、帯広市内で開催された。GXと親和性の高い農林水産業が集積す..

スマート農業推進 12月旭川市でフォーラム

 「スマート農業推進フォーラム2025」が12月9日午前10時から、道北地域旭川地場産業振興センター(旭川市神楽4ノ6)で開かれる。事務局では参加者を募集している。  農林水産省、北海道農政事務所、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構北海道農業研究センターの主催。農村人口の減少を背景に..

十勝からGXによる地方活性発信 道経産局が初のシンポジウム 先進事例示し意見交換

 グリーントランスフォーメーション(GX)による地方活性化を十勝から発信する初のシンポジウム「とかち発 農林水産業から拓(ひら)くGX地方創生」(道経済産業局主催、十勝毎日新聞社など共催)が10、11の両日、帯広市内のホテル日航ノースランド帯広で開かれた。鹿追町や上士幌町の先進事例発表や、GXの展..

「アニメみたい」夢かなった! 帯農高3年・新居さん全国1位 ホルスタイン共進会リードマンコンテスト

 帯広農業高校ホルスタインクラブ(中村嘉希部長、部員15人)の新居莉乃さん(18)が、乳牛の品評会「第16回全日本ホルスタイン共進会」(全共)で実施された、牛の引き手としての実力を競うリードマンコンテスト高校3年生の部で、全国47人中1位の「ベストリードマン」に選ばれた。新居さんは、夢だった目標の..

カテゴリー農業

コミュニケーション術学ぶ 農村女性のつどい

 十勝管内の女性農業者による自主活動組織「あおぞらネット」(井田寿美恵会長、会員36人)主催の「十勝農村女性のつどい」が25日、十勝総合振興局で開かれた。  振興局との共催。会員相互や女性農業者によ..

白稜舎が道農大に自動操舵機2台寄贈

 【本別】スマート農業の関連機器を販売する白稜舎(帯広市、菅原佑介代表)は、道立農業大学校(下堀亨校長)にトラクターの自動操舵(そうだ)装置2台を寄贈した。来年度以降、畑作園芸経営学科の実地授業で使..

11月20日 来年は作付け半分 体動かぬ~本別・河野さんの豆日記(9)

 今年の脱穀は、おおむね10月30日に終わりました。反収(10アール当たり収量)は、小豆が5俵(300キロ)に届かず、手亡も4俵半(270キロ)ほどでした。生育に適した気候ならもっと伸びたでしょうが..

めむろ大感謝祭 地元の味覚楽しむ一日に

 【芽室】芽室町の魅力を発信するイベント「めむろ大感謝祭2025」(実行委主催)が23日、町内にあるJAめむろ本部事務所の特設会場で開かれた。多くの町民らが訪れ、地元の味覚を楽しんでいた。  開場..

産業分野へのデジタル実装推進へ 自動草刈機や大型ドローン 更別で実証走行会

 【更別】自動操舵(そうだ)の電動スマート草刈り機や新型ドローンなどの公開実証走行が19日、更別村で開かれ、農業者など約30人が参加した。デジタルやICT(情報通信技術)の産業分野への実装を推進する..

カテゴリー酪農・畜産

更農高生が育てた黒毛和牛が市場に 全共控え初挑戦

 【更別】更別農業高校(室伏諭校長)は、12月2日に開かれるホクレン十勝地区家畜市場(音更)の肉牛市場に、校内で生徒が飼育してきた黒毛和牛を初めて出品する。同校によると管内高校からの市場出品は初めて..

JAさらべつ青年部が小中学校にヨーグルトを提供

 【更別】JAさらべつ青年部(森田惇斗部長、70人)は18日、更別村内の小・中学校と幼稚園、保育園にヨーグルトを無償提供した。  乳製品の消費拡大策の一環。ヨーグルトは学校給食として子どもたちに提..

次世代戦略発表、28日にサミット ファームノート

 ICT(情報通信技術)を活用した牛群管理システムなどを提供するファームノート(帯広市、小林晋也社長)は、28日午後1時半から帯広市内のとかちプラザで、「Farmnote Summit Annex2..

衛生面で畜産に貢献 十勝家畜保健衛生所 互野佑香さん~あおぞら

 専門員(獣医師)として、牛やニワトリなど家畜の伝染性疾病の発生予防やまん延防止に関する衛生検査に従事しています。学んだことを具体的に仕事に生かしたいと考え、地元の帯広畜産大学に進学、獣医師免許を取..

日甜が「繊維たっぷり」新飼料を販売

 日本甜菜製糖(東京、石栗秀社長)は10月から、ビートパルプ(糖分抽出後のビートの繊維分)を原料にした新しい乳牛用飼料「生パルプロールS」の試験販売を開始した。来年10月以降の本格販売を予定している..

カテゴリー農と教育

白稜舎が道農大に自動操舵機2台寄贈

 【本別】スマート農業の関連機器を販売する白稜舎(帯広市、菅原佑介代表)は、道立農業大学校(下堀亨校長)にトラクターの自動操舵(そうだ)装置2台を寄贈した。来年度以降、畑作園芸経営学科の実地授業で使われる。  同社は「CHC Navigation社」(中国)の正規販売店で、「CHCNAV NX5..

更別小の児童がカボチャのパンケーキ作りに挑戦 JA青年部が料理授業

 【更別】更別小学校(笠松真一郎校長)で17日、5年生を対象にしたJAさらべつ青年部(森田惇斗部長)の「クッキング交流」授業が開かれた。児童20人が青年部の助けを借りながら、カボチャ料理にチャレンジした。  同青年部は毎年、同校の畑で5年生と一緒にカボチャを栽培し、収穫したカボチャを調理して味わう..

農畜産経営の短期プログラム 帯広畜産大学が12月、オンデマンド動画で開講

 帯広畜産大学は12月から、新たにオンデマンド動画視聴による社会人講座「短期プログラム(通称ミニプロ)」を開講する。来年1月30日まで受講生を募集している。  同大が2023年度から実施している「農畜産プロフェッショナル経営人材育成プログラム」の導入として、農畜産経営の基礎知識を提供することが目..

北大生が帯広の産業学ぶ「フィールドスタディーツアー」

 北海道大学の学生16人が「フィールドスタディーツアー」と題し、7日から3日間、帯広市を中心に食や地域産業に関わる企業や団体、農場などを視察した。それぞれの訪問先で交流も重ね、十勝・帯広のエコシステム(産業生態系)を学んだ。  北大は道外出身者が7割を占める。道内自治体を訪問して地域の産業特性な..

音更の児童と北見の児童が大豆学習で交流

 【音更】音更小学校(舘田真校長)の3年生(58人)と、北見市内の北見三輪小学校(加藤弘一校長)の4年生(89人)が14日、食育授業の一環で、大豆学習による交流を行った。  地域の基幹産業である農業について学習した両校の児童らが、学びの発表を通して交流し、互いに郷土愛を深めることにつなげることを..

カテゴリー農と食

23日に収穫感謝祭 地場産品など販売 JA中札内村

 【中札内】中札内村の基幹産業の農業をPRする「第42回中札内村収穫感謝祭」(実行委主催)が、23日午前10時から旧生協店舗(村東1南3)で開かれる。  地場産品即売会では、豆類やナガイモ、鶏肉、卵のほか、枝豆の加工品を販売する。地方発送用の取扱所も開設する。キッチンカーはアパッチのお友達(カレ..

米名門大の大学院生が北国のマンゴー研究 文化人類学の視点で調査

 【音更】米国の名門大学の大学院で文化人類学を研究するジョッシュ・フェンさん(30)が11月、自然エネルギーでマンゴーを栽培するノラワークスジャパン(帯広市、中川裕之代表)で研修を積んだ。北国での南国フルーツ栽培への挑戦を、文化人類学の視点で調査するのが目的。中川代表によると、同社が海外の大学院生..

樹齢100年超の「千両ナシ」、猛暑を乗り越え道の駅で販売 士幌・酒井ハスカップ園

 【士幌】士幌町下居辺西2線の果樹園「酒井ハスカップ園」(酒井幸代さん経営)が栽培する「千両ナシ」が、町内の道の駅ピア21しほろで販売されている。同園のナシの木は樹齢100年を超えているが、今季は猛暑などの影響で収量が減少し、例年にも増して貴重という。酒井さんは「よくここまで頑張った-という思い。..

道産食材のフルコースを堪能 道農民連盟などが試食会

 北海道農民連盟や連合北海道、農業者らでつくる「食・みどり・水を守る道民の会」(高久保陽一会長)は10月30日、札幌市内のホテルで、道産品評価試食会を開催した。道内の農畜産物を使ったフルコース料理が振る舞われ、参加者は北海道の味覚を堪能した。  道産品の地産地消の促進と1次産業の活性化を目指して..

取れたての「ちぢみホウレンソウ」を堪能 音更・茂古沼農場で22日にイベント

 【音更】取れたての「ちぢみホウレンソウ」を味わって-。音更町万年基線32の茂古沼農場(茂古沼美則さん経営)のビニールハウスで22日、ちぢみホウレンソウの収穫・試食イベント「ばぁばの畑でつまみぐい」が催される。新鮮なちぢみホウレンソウの風味を楽しめる。  茂古沼さん(59)の妻で野菜ソムリエの資..

カテゴリー農業人

良質な野菜作る 原点胸に ベジナ中村農場(帯広市) 中村理一代表~輝く!道東の人(91)

 「おいしくて品質の良い作物を消費者に届けたい」  こう笑顔で語るのは帯広市稲田地区の帯広第一自動車学校の隣で、主にタマネギと長ネギを栽培しているベジナ中村農場の中村理一さん。  中村さんは帯広農業高校を卒業後、滋賀県にある大手種苗メーカー付属の園芸専門学校へ。専門学校での2年間は実際の農場で..

笑顔の大収穫祭に 芽室町・畑作 舟渡翔悟さん~あおぞら

 町西士狩の68ヘクタールの畑で営農しています。「できることは自分たちで」を大切に、人を極力雇わず、農作業は草取りまでも両親や弟と協力して取り組みます。12日にナガイモの収穫を終え、今シーズンの作業も残りわずかとなりました。  JA青年部では23日の大感謝祭に向け準備中。今年苦労したジャガイモの..

「シャイン」育て販売 幕別・ブドウ栽培 早坂博さん~あおぞら

 帯広市生まれ。24歳の時に結婚し、婿養子として幕別町に来ました。現在はビニールハウス2棟と小型の1棟でブドウ栽培をしています。12、13年前に大樹町で購入したシャインマスカットの味に一目ぼれして、育てて販売することを始めました。ブドウを育てる上で、ハウス内の温度管理が難しいですが、季節の移ろいを..

十勝小豆の可能性広げる Anetファーム十勝(清水町) 森田里絵専務~輝く!道東の人(90)

 日高山脈の麓に広がる畑作と酪農の町・清水町。小豆の可能性を切り開くため、生産や加工に精力的に取り組んでいるのが、A-Netファーム十勝だ。  同社は計72ヘクタールの農地で小麦、ジャガイモ、大豆、小豆を生産している。生産にとどまらず、小豆の加工やPRにも力を入れている。森田里絵専務は「作物の顔..

農業理解へ食育に力 帯広市・畑作 久保勇登さん~あおぞら

 帯広市大正町で畑作を営んでいます。計約50ヘクタールの畑でジャガイモなど主要4品を栽培しています。最近は暑さが厳しくなっているので、それに伴い病害や害虫には気を付けています。今年からJA帯広大正の青年部で部長を務めていて、8日には大正小で毎年恒例のメークインを使った食育事業を行います。子どもたち..

カテゴリーJA

JAさらべつ青年部が小中学校にヨーグルトを提供

 【更別】JAさらべつ青年部(森田惇斗部長、70人)は18日、更別村内の小・中学校と幼稚園、保育園にヨーグルトを無償提供した。  乳製品の消費拡大策の一環。ヨーグルトは学校給食として子どもたちに提..

めむろ大感謝祭 地元の味覚楽しむ一日に

 【芽室】芽室町の魅力を発信するイベント「めむろ大感謝祭2025」(実行委主催)が23日、町内にあるJAめむろ本部事務所の特設会場で開かれた。多くの町民らが訪れ、地元の味覚を楽しんでいた。  開場..

更別小の児童がカボチャのパンケーキ作りに挑戦 JA青年部が料理授業

 【更別】更別小学校(笠松真一郎校長)で17日、5年生を対象にしたJAさらべつ青年部(森田惇斗部長)の「クッキング交流」授業が開かれた。児童20人が青年部の助けを借りながら、カボチャ料理にチャレンジ..

23日に収穫感謝祭 地場産品など販売 JA中札内村

 【中札内】中札内村の基幹産業の農業をPRする「第42回中札内村収穫感謝祭」(実行委主催)が、23日午前10時から旧生協店舗(村東1南3)で開かれる。  地場産品即売会では、豆類やナガイモ、鶏肉、..

池田の特産品一堂に JA十勝池田の収穫感謝祭

 【池田】JA十勝池田町(鈴木雅博組合長)の「収穫感謝祭」が14、15の両日、同JA本所前で開かれた。大勢の来場者がお目当ての農産物や味覚市などを楽しんだ。  同JA特産のヤマイモ「根張星(ネバリ..

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30期生 増島さん奮闘中~女性農業者への道 レディースファームスクール30周年(下)

3牧場での経験 自信に  夜も明け切らないうちから、空気の冷え込んだ牛舎で餌やりなど牛の世話に体を動かす。第30期生の増島璃音さん(20)は、「北海道の牧場は規模が大きく、牧場ごとに(機械化の程度など)違うやり方を知れて面白い」と笑顔を見せる。 9割が道外出身  新得町のレディースファームスクー..

受け入れ尽力 太田さん夫妻~女性農業者への道 レディースファームスクール30周年(上)

地域で支え 213人巣立つ 町長肝煎り施策  1996年8月に全国初の女性専用研修施設として開校することになるレディースファームスクールは、当時の斉藤俊雄新得町長(故人)の肝煎りの施策だった。町上佐幌で酪農業を営み、同スクール協議会会長を務める太田義正さん(77)は、当初から計画に協力してきた一人..

商品開発の流れを体験 帯広農業高で雪印メグミルク出前授業~こぼれ話

 ○…帯広農業高校(佐藤裕二校長)食品科学科2年生34人が、雪印メグミルクの社員による出前授業で商品開発の仕事を学んだ。  ○…出前授業は7日に行われた。生徒は同社商品開発部の二村真央さん=写真中央=から商品開発の流れを聞いた後、班ごとに開発業務も体験。「ほっとする」「安らぎを得られる」とのコンセプ..

十勝小豆の可能性広げる Anetファーム十勝(清水町) 森田里絵専務~輝く!道東の人(90)

 日高山脈の麓に広がる畑作と酪農の町・清水町。小豆の可能性を切り開くため、生産や加工に精力的に取り組んでいるのが、A-Netファーム十勝だ。  同社は計72ヘクタールの農地で小麦、ジャガイモ、大豆、小豆を生産している。生産にとどまらず、小豆の加工やPRにも力を入れている。森田里絵専務は「作物の顔..

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