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十勝の農業まとめページ

9月大雨の農業被害、管内農作物298ヘクタール 浦幌が大半 振興局まとめ

 十勝総合振興局は、9月20~21日にかけて十勝を襲った大雨の農業被害状況をまとめた。6日現在、管内全体で農作物被害が298ヘクタール、収穫し終えた畑などに置いていたジャガイモや牧草ロールなどの収穫物被害は266トン、牧草地被害は121ヘクタール、畜舎などの営農施設被害は22件だった。  農作物被..

ニンニク香るアヒージョ、十勝若牛も旨い 清水でまつり

 【清水】十勝清水にんにくと十勝若牛をバーベキューで楽しむ「第7回十勝清水にんにく肉まつり」が4日、清水町内のホクレン清水製糖工場広場で開かれた。ニンニク料理や焼き肉の香りが漂う会場で、多くの来場者が清水の食を堪能した。  道内有数のニンニク産地をPRしようと、2019年から実行委が開催。会場に..

十勝管内6JAの農協フェア 音更

 ◆十勝管内6JAの農協フェア  2日、音更町内のスーパー「ハピオ」で開かれた。  木野、十勝清水町、帯広かわにし、帯広大正、幕別町、本別町の6JAが参加。味覚の秋に合わせ、それぞれがおすすめの逸品を提供した。  目玉は、十勝産大豆ミートにこだわったレトルトのパスタソース対決。JA帯広かわに..

石川衆議が豊頃、浦幌の被災農地を視察

 【豊頃、浦幌】20日から21日早朝にかけて十勝地方を襲った豪雨災害を受け、立憲民主党道11区の石川香織衆院議員が24日、豊頃と浦幌の被災農地で視察調査を行った。川からあふれた水が畑に流れ込み、収穫前の大豆やビートが泥にまみれた様子を視察。深刻な被災状況に石川氏は「国、道、町が力を合わせて、早急に..

全道最多6人死亡、収穫時期は要注意 十勝の24年度農作業事故

 北海道農作業安全運動推進本部(札幌市、柴田倫宏本部長)は、2024年度の道内農作業事故発生状況をまとめた。十勝管内の死者数は6人で前年比4人増、負傷者数は同52人減の478人。農業人口が多いこともあり、いずれも全道14地区別で最多だった。事故が発生しやすい収穫繁忙期を迎え、安全対策の徹底が求めら..

カテゴリー農業

日本甜菜製糖芽室製糖所、今季の操業開始

 【芽室】芽室町内の日本甜菜製糖芽室製糖所(菊池文夫所長)で、今年産ビートを原料とした製糖作業が始まっている。夏場に記録的猛暑が襲った今期は、ビートの収量や糖度が落ちる可能性が高まっているため、同製..

JA大正青年部が大正小で食育授業~こぼれ話

 ○…JA帯広大正青年部(久保勇登部長)は8日、帯広大正小学校(堀口初枝校長)で食育授業を行い、4年生の児童に大正地区の特産品メークインについて解説した。  ○…児童に地元の基幹産業である農業や食への..

本別でお米できた! 本別陸稲研究会が稲刈り

 【本別】本別町西仙美里の高橋康子さんの畑で7日、陸稲(りくとう・おかぼ)の刈り取り作業が終わった。清水町で陸稲栽培に取り組む澤山あずささんから刺激を受け、肥料や農薬を一切使用せず雨の恵みだけで育て..

小麦播種、雨で平年比4日遅れ 豆類は猛暑の影響が種類で差 1日付け作況

 十勝総合振興局は7日、管内の作況(1日現在)を発表した。来年に向けた秋まき小麦の播種(はしゅ)は、雨天が続いた影響で進捗(しんちょく)が悪く、平年より4日遅く推移。収穫が始まっている豆類は、大豆の..

9月大雨の農業被害、管内農作物298ヘクタール 浦幌が大半 振興局まとめ

 十勝総合振興局は、9月20~21日にかけて十勝を襲った大雨の農業被害状況をまとめた。6日現在、管内全体で農作物被害が298ヘクタール、収穫し終えた畑などに置いていたジャガイモや牧草ロールなどの収穫..

カテゴリー酪農・畜産

9月大雨の農業被害、管内農作物298ヘクタール 浦幌が大半 振興局まとめ

 十勝総合振興局は、9月20~21日にかけて十勝を襲った大雨の農業被害状況をまとめた。6日現在、管内全体で農作物被害が298ヘクタール、収穫し終えた畑などに置いていたジャガイモや牧草ロールなどの収穫..

不適切処理や基準値超えを複数確認 ペペギリ川・サラベツ川水質汚濁説明会

 【中札内・更別】更別村のサラベツ川などで発生した水質事故で、十勝総合振興局は6日、中札内村で漁業関係者や自治体関係者ら対象の説明会を開いた。汚水を排出した中札内村の養豚業者が陳謝したほか、同局が周..

放牧牛を遠隔監視 湧洞牧場でシステム導入 発情兆候や体調変化を通知

 【大樹】十勝農協連(会長・鈴木雅博JA十勝池田町組合長)は18日、運用する大樹町内の湧洞牧場(早田典生場長)で5月から本格稼働を開始した、放牧牛遠隔監視システム「CowMoni(カウモニ)-GIS..

畜産資材製造販売「TABATA」が帯広に営業所

 農業畜産資材、畜舎販売・施工のTABATA(タバタ、鹿児島県日置市)が1日、帯広市西18北1に北海道十勝営業所を開設した。2年後に十勝で開かれる全国和牛能力共進会(和牛全共)北海道大会を見据え、道..

ホクレン配合飼料、10~12月400円下げ

 ホクレンは、10~12月期の配合飼料価格を全畜種平均で1トン当たり約400円値下げした。海上運賃が上昇し、外国為替も円安となっているが、主原料のトウモロコシや大豆粕のシカゴ定期が下落しているのが要..

カテゴリー農と教育

JA大正青年部が大正小で食育授業~こぼれ話

 ○…JA帯広大正青年部(久保勇登部長)は8日、帯広大正小学校(堀口初枝校長)で食育授業を行い、4年生の児童に大正地区の特産品メークインについて解説した。  ○…児童に地元の基幹産業である農業や食への関心を高めてもらうために行う恒例行事。授業で部員たちは、メークインの歴史や他の品種との違い、栽培の過..

帯農生が十勝ファーマーズマーケットに出店 動物福祉の理念伝える

 帯広農業高校の生徒たちが9月27日、市内の緑ケ丘公園で開かれた「十勝ファーマーズマーケット」に参加し、アニマルウェルフェア(AW、動物福祉)に配慮した養豚の取り組みを来場者に紹介した。  同校養豚分会では、放牧地の整備によって豚のストレスを減らす飼育法に挑戦している。AWの実践には消費者への普..

道立農業大学校でロボトラ研修

 【本別】道農政部が主催する「ロボットトラクター実践研修」が19日、本別町内の道立農業大学校で開かれた。道内のJAや市町村、普及センターの職員約20人が参加し、最新の無人運転技術などを見ながら知識を深めた。  スマート農業の導入に向け、地域の指導職員を育成することが目的。野外学習では、ヤンマーア..

クマ食害のデントコーン畑 ハンター警戒で収穫作業

 【清水】クマによる食害が17日夕方に確認された清水小学校付近のデントコーン畑で19日、ハンターが警戒する中で収穫作業を行った。  町はクマが畑の中に潜んでいる可能性があるとみて、18、19日の両日で同校と清水中学校を臨時休校にしている。  収穫作業は19日午前に行われ、畑の端でハンターが車上..

今年も円山動物園のゾウへカボチャ寄贈 幕別忠類小児童が収穫

 【幕別】幕別忠類小学校(島田諭校長、児童46人)の4~6年生18人は17日、札幌市円山動物園のアジアゾウに贈るため、学校農園で育てたカボチャを収穫した。児童らはカボチャを次々と収穫し、両手に抱えて喜んだ。  「かぼちゃプロジェクト」と題し、ナウマンゾウの化石が発掘された忠類と、アジアゾウを飼育..

カテゴリー農と食

ニンニク香るアヒージョ、十勝若牛も旨い 清水でまつり

 【清水】十勝清水にんにくと十勝若牛をバーベキューで楽しむ「第7回十勝清水にんにく肉まつり」が4日、清水町内のホクレン清水製糖工場広場で開かれた。ニンニク料理や焼き肉の香りが漂う会場で、多くの来場者が清水の食を堪能した。  道内有数のニンニク産地をPRしようと、2019年から実行委が開催。会場に..

今年も新小豆で「どら焼きヌーボー」 もりもと社員が解禁前に芽室の農家を訪問

 【芽室】製菓メーカーの「もりもと」(千歳市)は、今年も新小豆を使用した期間限定商品「北海道どら焼きヌーボー」を発売する。「解禁日」は24日で、使用する小豆は芽室町の辻野俊弘さん(80)が生産。森本真司社長(52)を含む同社社員8人は9月29日、発売を前に辻野さんの畑を訪れ、どら焼き製造へのモチベ..

4日に清水でにんにく肉まつり

 【清水】第7回十勝清水にんにく肉まつり(実行委員会主催)が4日、清水町内のホクレン清水製糖工場広場で開かれる。十勝若牛の焼き肉が楽しめるほか、創作ニンニク料理も提供される。実行委員会は「去年より出店者が増え、さまざまなニンニク料理が味わえる。ぜひこの機会に足を運んでほしい」と話している。  道..

めむろワイナリー、ブドウ仕込み作業スタート 10月末まで

 【芽室】芽室町のめむろワイナリー(尾藤光一代表)で、今季のブドウ仕込み作業が進んでいる。  作業は16日からスタート。この日は、町内の黒田農場で早朝に収穫された「清見」926キロが次々と醸造所に運び込まれ、従業員が手作業で選別した。その後は機械で房から果実を取り外し、果汁を搾った。  300..

更別のフードロス削減プロジェクト 幅広い世代の協力で今年も始動

 【更別】廃棄野菜を活用して村の特産品を生み出す「更別フードロス削減プロジェクト」に、今年も村職員や農家、村内企業が協力して取り組んでいる。野菜の収穫には、高齢者や就労継続支援事業所の通所者、職員など幅広い世代や立場の人が協力し、新たな担い手の創出にもつながっている。  プロジェクトは2023年..

カテゴリー農業人

農業理解へ食育に力 帯広市・畑作 久保勇登さん~あおぞら

 帯広市大正町で畑作を営んでいます。計約50ヘクタールの畑でジャガイモなど主要4品を栽培しています。最近は暑さが厳しくなっているので、それに伴い病害や害虫には気を付けています。今年からJA帯広大正の青年部で部長を務めていて、8日には大正小で毎年恒例のメークインを使った食育事業を行います。子どもたち..

変化捉えて土づくり 帯広市・畑作 草森勇輝さん~あおぞら

 帯広市大正町の畑作農家です。昨今の高温干ばつにも対応できるよう、計38ヘクタールある畑の土壌づくりに励みながら、主要4品のほかダイコンとカボチャを栽培しています。10月4日には自分の畑で親子が楽しめるカボチャの収穫体験を開きます。問い合わせは協力していただいているとかち子育て支援センターの長岡行..

古里戻り5年前就農 音更町・畑作 美保翔さん~あおぞら

 万年基線の畑(42ヘクタール)で小麦、ジャガイモ、てん菜、豆類を中心に作付けし、ブロッコリーなども栽培しています。音更町で生まれ、大学卒業後は東京都内の民間企業で働き、結婚(愛理さん=35歳)を機に十勝に戻りました。帯広市役所勤務を経て、2020年に就農しました。今は義父(茂古沼美則=59歳)の..

スピード感を持って声反映 JAさつない新組合長 西田利幸さん~ピープル

 理事などの役職は未経験ながらも、一組合員から半ば突然リーダーに抜てきされたことを前向きに捉え、「農業者としての現場意識は強く残している。組合員から要望があったが反映されてこなかった物事を、なるべく速いスピード感を持って取り組んでいきたい」と意気込む。  昨今の物価高騰や気候変動に苦しむ組合員の..

大阪から夫婦で就農 本別町・畑作 伊藤勇人さん~あおぞら

 本年度から新規就農し、本別町勇足西5区の20ヘクタールで小麦、小豆、大豆、金時、ビートを手掛け、来年は玉ねぎも作ろうと思います。妻=千鶴さん(50)=との夫婦2人なので、当面は規模拡大よりも今ある面積でしっかり作物を作っていく考えです。生まれも育ちも大阪で、初めての経験をずっとしているような状況..

カテゴリーJA

JA本別町の豆商品担当 前田紀子さん~談らん

 「本別産の豆がこれほど全国的に人気があるとはびっくりです」。今年度からJA本別町企画課食品販売で、開発商品やふるさと納税返礼品の業務全般を担当する。昨年産のえりも小豆は完売し、10月下旬の新豆の予..

堆肥施設の雨水基準値超えで対策 JAさらべつ 村も村内に注意喚起

 【更別】更別村のサラベツ川など発生した水質事故で振興局が開いた6日の説明会には、JAさらべつ(梶浦純二組合長)と更別村担当者も出席した。同JAは、運営する堆肥熟成施設から出る雨水から基準値を超える..

AIでジャガイモ選別 JA鹿追町などハーベスター開発、3年後の市販化目指す

 【鹿追】JA鹿追町や東洋農機(帯広市)、農研機構などによるコンソーシアム(共同体)は、AI(人工知能)を活用した選別機付きポテトハーベスター(収穫機)の開発を進めている。ジャガイモ収穫時に6割以上..

「黒毛和牛らぁめん」21日に試食販売 和牛全共PRへハピオで

 【音更】JA木野の子会社が運営する「ハピオ」(音更町)は21日、「北海道フードネットワークプロジェクト」が開発した即席麺「黒毛和牛らぁめん」の試食販売会を開く。和牛を使った新商品をPRすることで、..

十勝農青協が帯調で出前授業、イモの食べ比べも 十勝農業伝える

 管内23JAの青年部でつくる十勝地区農協青年部協議会(稲屋津宇会長)は2日、帯広調理師専門学校(遠藤珠子校長)で出前授業を行った。稲屋会長(JA帯広大正)ら10人が学校を訪れ、今春入学の52期生3..

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農業関連特集・連載

JA大正青年部が大正小で食育授業~こぼれ話

 ○…JA帯広大正青年部(久保勇登部長)は8日、帯広大正小学校(堀口初枝校長)で食育授業を行い、4年生の児童に大正地区の特産品メークインについて解説した。  ○…児童に地元の基幹産業である農業や食への関心を高めてもらうために行う恒例行事。授業で部員たちは、メークインの歴史や他の品種との違い、栽培の過..

雄大な草原 近代化進む首都~JICA教師海外研修 モンゴル同行取材記(4)

 8月2~10日の旅程で行われた、JICA北海道主催によるモンゴルでの教師海外研修。ここまでの連載で掲載し切れなかった、モンゴル国内や教師たちの様子を写真と動画で紹介する。 (この連載は山田夏航が担当しました) 言葉の壁超え交流、子どもの笑顔は一緒 幕別札内北小 小野教諭に聞く  今回の教師海..

タマネギ栽培、種から指導~JICA教師海外研修 モンゴル同行取材記(3)

 8月7日はウランバートル市内から約2時間かけ、135キロ離れたトゥブ県ジャルガラント村にある農場へ。ここでは、JICAの草の根技術協力事業における滝川市のパートナー団体「一般社団法人滝川国際交流協会」が、2020年から5年間で、タマネギの品種改良や種子増産などに向けて支援に取り組んでいる。 地..

児童と幼稚園児が稲刈りを体験 池田~こぼれ話

 ○…池田小学校(稲葉珠樹校長)の3年生28人が29日、町千代田の水田で稲刈り体験を行った。児童たちは黄金色に実った稲を、手際よく刈り取った=写真。  ○…同校の3年生は毎年、稲作農園体験学習として、町内で行われていた「稲作」を学び、5月に「キタユキモチ」の苗を植えていた。この日は、一緒に田植えをし..

取れたて露地栽培のモモ 音更・とかちフルーツビレッジ~夏にひんやり(6)

 【音更】音更町下士幌にある果樹農園「とかちフルーツビレッジ」(林本健志代表)で露地栽培されているモモの収穫が22日に始まった。音更産の取れたてのみずみずしいモモが23日にも、町内の道の駅の店頭にお目見えし、一服の清涼剤として多くの人気を集めそうだ。  同農園(約60アール)は2023年3月に開..

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