十勝の農業まとめページ
JA北海道中央会帯広支所と十勝酪農畜産対策協議会は3日、報道陣向けに十勝管内の畜産業に関する現地レクチャー会を開いた。芽室町と池田町の畜産農家は、物価上昇の影響などから畜産農家の置かれている厳しい経営状況や、「第13回全国和牛能力共進会(和牛全共)北海道大会」への意気込みなどを報道陣に語った。 ..
「2024青年アグリフォーラムin十勝」(4日・十勝総合振興局講堂)で、枝豆の収益向上プロジェクトを発表した寺町和成さん(21)=芽室町=が最優秀賞に選ばれた。優秀賞の小原千佳さん(31)=池田町=、長島正典さん(43)=池田町=を加えた3人は、来年1月の北海道青年農業者会議(札幌)に十勝の代表..
中央酪農会議(中酪、東京)の集計によると、国内の酪農家戸数が10月時点で9960戸となり、1万戸を割ったことが分かった。15年前から半減しており、国内酪農生産基盤の縮小が顕著となった。十勝を含む北海道は4338戸と全体の4割強を占めている。 全国の指定生乳生産者団体(指定団体)で受託している..
【札幌】道議会予算特別委員会が5日に行われ、民主・道民連合の小泉真志氏(十勝区)と自民・道民会議の村田光成氏(帯広市区)が農業施策について質問した。 小泉氏は、酪農経営に関し、雄子牛の価格低迷や生産資機材価格の高止まり、輸送コストの上昇などで厳しい状況にあることから、「道独自で新たな支援策を早..
十勝管内で先進的な取り組みを試みる農家が目立つ。音更町の合同会社小玉農場は、輸入飼料の代替として注目される新品種トウモロコシ「ハヤミノルド」の食品加工用としての栽培に挑戦。SAWAYAMA FARM(清水)は稲を畑で栽培する「陸稲」、帯広市清川町の中村農場は飼料用大豆の栽培を試みた。(佐藤匡聡)..
JA幕別町(前川厚司組合長)は、赤インゲン豆「きたロッソ」を使用した中華まんじゅう「十勝つぶごろあんまん」の販売を始めた。2021年から本格栽培を始めた「きたロッソ」の販売促進と、高付加価値化が目..
帯広開西小学校(阿部昌己校長)の児童を対象にした食育授業が16日、同校で開かれ、児童たちは五感を使って楽しく砂糖の種類を学んだ。 ビート糖業協会の委託事業として、帯広を拠点に食農教育を実施する..
【札幌・士幌】ホクレン(札幌)と北海道フーズ(士幌)などは、厳しい経営環境が続く酪農家を応援しようと、道産の牛乳・乳製品とジャガイモを使用したポテトナゲットの冷凍食品「ミルポテっと」を発売した。 ..
とかち井上農場(帯広市桜木町)が生産するジャガイモ「雪蔵甘熟メークイン二冬越(ふたふゆごし)」が、11月の野菜ソムリエサミット(日本野菜ソムリエ協会主催)の青果物部門で最高金賞を受賞した。農場代表..
【幕別】幕別町で農業の担い手確保や育成に総合的に取り組んでいる「まくべつ農村アカデミー」は11日、町内の農業担い手センターで「農業経営セミナー」を開いた。法人化や経営承継について学んだ。 同アカ..
【士幌】十勝総合振興局と自衛隊帯広地方協力本部は13日、来年・再来年に定年退職を予定する自衛官を対象とした農業インターンシップを行った。自衛隊車両を運転するために必要な大型特殊自動車免許を取得済み..
JA北海道中央会帯広支所と十勝酪農畜産対策協議会は3日、報道陣向けに十勝管内の畜産業に関する現地レクチャー会を開いた。芽室町と池田町の畜産農家は、物価上昇の影響などから畜産農家の置かれている厳しい..
「2024青年アグリフォーラムin十勝」(4日・十勝総合振興局講堂)で、枝豆の収益向上プロジェクトを発表した寺町和成さん(21)=芽室町=が最優秀賞に選ばれた。優秀賞の小原千佳さん(31)=池田町..
中央酪農会議(中酪、東京)の集計によると、国内の酪農家戸数が10月時点で9960戸となり、1万戸を割ったことが分かった。15年前から半減しており、国内酪農生産基盤の縮小が顕著となった。十勝を含む北..
7日にホクレン十勝枝肉市場(帯広)で開催された「十勝和牛枝肉共励会」の最優秀牛が、同市場の過去最高単価を更新する1キロ当たり8100円で落札された。有名ブランド牛に引けを取らない高額取引で、202..
帯広開西小学校(阿部昌己校長)の児童を対象にした食育授業が16日、同校で開かれ、児童たちは五感を使って楽しく砂糖の種類を学んだ。 ビート糖業協会の委託事業として、帯広を拠点に食農教育を実施する「いただきますカンパニー」(井田芙美子代表)が企画。11月から来年2月にかけて、管内外の約30校・5..
【更別】更別農業高校(室伏諭校長)は11月、校内で初となる農業用ドローンの操縦技能認定試験を実施した。管内の高校では初の取り組み。今後、生徒がドローンの操縦資格を授業の中で取得できる体制づくりを模索し、スマート農業に取り組む人材育成を目指す。 同校は今年度、文科省の高等学校DX加速化推進事業..
【本別】道立農業大学校(本別町西仙美里、下堀亨校長)による「農大の野菜直売所」が25日、同校で開かれた。 農大市中止や町観光情報センターの直売所が好評だったことを受けて企画。畑作園芸経営学科の1、2年生の計43人が取り組んだ。 学生たちが育てた野菜がずらりと並び、開始から約1時間で完売する盛..
【更別】更別農業高校(室伏諭校長)で21日、道総研花・野菜技術センター(滝川市)の研究部花き野菜グループ、木村文彦主幹を招いたイチゴに関するセミナーが開かれた。野菜分会に所属する2、3年生8人が同校で育てるイチゴ「ゆきララ」の栽培方法などを学んだ。 ゆきララは、道総研花・野菜技術センターで開..
【本別】帯広畜産大学の経営人材育成プログラムを受講する社会人らが16日、本別町内の前田農産食品(前田茂雄社長)を訪れ、生産現場を視察した。本別産ポップコーンを中心に6次農業化を進める畑や加工場などで交流し、意見を交わした。 同大は社会人のリカレント(学び直し)教育の一環として、「農畜産プロフ..
JA幕別町(前川厚司組合長)は、赤インゲン豆「きたロッソ」を使用した中華まんじゅう「十勝つぶごろあんまん」の販売を始めた。2021年から本格栽培を始めた「きたロッソ」の販売促進と、高付加価値化が目的。前川組合長は「あんまんを通して広く周知し、普及につながれば」と期待を寄せている。 きたロッソ..
帯広開西小学校(阿部昌己校長)の児童を対象にした食育授業が16日、同校で開かれ、児童たちは五感を使って楽しく砂糖の種類を学んだ。 ビート糖業協会の委託事業として、帯広を拠点に食農教育を実施する「いただきますカンパニー」(井田芙美子代表)が企画。11月から来年2月にかけて、管内外の約30校・5..
【札幌・士幌】ホクレン(札幌)と北海道フーズ(士幌)などは、厳しい経営環境が続く酪農家を応援しようと、道産の牛乳・乳製品とジャガイモを使用したポテトナゲットの冷凍食品「ミルポテっと」を発売した。 牛乳や過剰在庫が課題となる脱脂粉乳の需要創出に向け、ホクレン、北海道フーズ、よつ葉乳業(札幌)の..
【広尾】コンビニエンスストア大手・ローソン(東京)の「ポテトチップス 昆布しお味」(1袋100グラム、300円)が、話題を集めている。ローソンファーム北海道本別で収穫されたジャガイモと、広尾町の「星屑(くず)昆布」を用いた商品。コンブのうま味が利いた「味わい深いしお味」が人気を呼んでいる。(松岡..
お得でおいしい十勝の「エコ」―。まだ食べられるのに廃棄されてしまう「食品ロス」を減らそうと、生産・製造過程で出る規格外品や切れ端などを消費者に届け、SDGs(持続可能な開発目標)に貢献している十勝の店を紹介する。第9回は、帯広市内の「はるこまベーカリー」の前日パンの詰め合わせ。 開店と同時に..
帯広市別府町の約33ヘクタールの畑でジャガイモ、小麦、豆類、ビートのほか、ナガイモなど野菜を生産しています。今季は帯広市川西長いも生産組合の別府支部長を務めました。ナガイモは一年を通して仕事があり、人手も掛かるので大変ですが、苦労した分、いろいろな人に食べてもらえればと思っています。自分は千切り..
今回の遊楽ナビは6年かけて38都道府県を回り、300件以上の農家と出会ってきた帯広市出身の小葉松真里さんを紹介します。小葉松さんは5日、著書「フリーランス農家という働き方」(太郎次郎社エディタス)を出版しました。農家の魅力を発信する活動についてお話を伺いました。 全国で農作業手伝い魅力実感 著..
経産牛155頭と育成牛135頭の計290頭の乳牛を飼養しています。畑作と酪農の混合で、120ヘクタールの畑で牧草、デントコーン、小麦も作付けしています。明治大学を卒業後、民間企業を経て実家の牧場を29歳で継ぎました。4代目として飼養頭数も畑の広さも3倍ほどになりました。農業の環境は厳しいですが、..
芽室町上美生の44ヘクタールの畑で畑作4品や大豆、カボチャを育てています。昨年から小中学校のPTA会長を務めており、生徒のジャガイモ収穫体験をうちの畑で実施したり、小学校内の畑活動のお手伝いもしています。子どもたちが大人になって農業を志す時に、やりたいことに挑戦できる余白を残しておけるよう、効率..
帯広川西農協の組合長を1980年から5期13年務めた山捨男(やま・すてお)さんが15日午前4時59分、帯広市内の介護施設で老衰のため死去した。101歳だった。川西地区の農業振興に力を注ぎ、90年から3年間は北海道厚生農業協同組合連合会(道厚生連)の会長に就くなど、農家の健康管理や福祉にも貢献した..
【豊頃】JA豊頃町(山口良一組合長)は、長年の献血協力が認められ、日本赤十字社から金色有功章を受けた。13日に町役場で伝達式が行われ、按田武町長から山口組合長に感謝状が手渡された。 同JAには..
JA帯広大正(森和裕組合長)は、農産物選別集出荷施設の電力供給源として、大型の太陽光発電システムを導入する。ソーラーパネルと蓄電池で構成し、ピークカット(最大電力使用時期・時間帯のカット)による契..
【芽室】JAめむろ(廣江英幸組合長)は、2025年版オリジナルカレンダーの配布を始めた。同JAフォトコンテストで特賞に輝いた粟野秀明さんの「秋虹」をはじめ、入賞作品13点が表紙と各月に配置されてい..
【浦幌】JAうらほろ(林常行組合長)は、長年の献血協力が認められ、日本赤十字社から金色有功章を受けた。 6日に浦幌町内の農業会館で伝達式が行われ、井上亨町長から林組合長に感謝状が手渡された。町..
JA帯広大正とJA木野は、公式インスタグラムを活用したコラボ企画「いもづくしポテポテプレゼント・キャンペーン」を行っている。両アカウントをフォローして「いいね」をすると、ジャガイモとサツマイモのセ..
お得でおいしい十勝の「エコ」―。まだ食べられるのに廃棄されてしまう「食品ロス」を減らそうと、生産・製造過程で出る規格外品や切れ端などを消費者に届け、SDGs(持続可能な開発目標)に貢献している十勝の店を紹介する。第9回は、帯広市内の「はるこまベーカリー」の前日パンの詰め合わせ。 開店と同時に..
「自伐型林業」をご存じだろうか。多くの人は聞きなじみのない言葉かもしれない。 自伐型林業は、間伐や作業道の整備など、山林への手入れを長期にわたって繰り返すことで、長期的に良い木を育てて収穫する経営スタイルである。採算性と環境保全を両立する持続可能な森林経営の観点から注目を集め、全国の中山間地..
1次産業のうち、畑作は昨今の気候変動への対応が焦点の一つにある。打開策として新品種の研究開発は進むが、普及には種の確保が必須で、実用化には時間がかかる。干ばつに対して、かんがい施設などインフラ整備を求める声は強まっているが、こちらも完了までには10~20年の期間を要する。 一方、酪農は昨年、..
都道府県単位でみても全国4位の産出額を誇り、食料供給基地として確固たる地位を築く十勝農業。だが現場を歩くと、農家からは将来を悲観する声が漏れる。「物価高に猛暑…。このままだと続けられない」 「ジャガイモ、ビート、小麦に豆類。十勝を代表する主要4品だけでやっていけたら理想だけど、それでは経営は難..
1次産業を守る補助を 私は農業を営んでいますが、漁業や酪農業を含めた1次産業全体を守ってくれる人を支持したいです。 十勝も年々暑くなり、作物の不作が続いているほか、防除や農業機械に係る費用も高騰しています。「年を越せるかどうか…」と悲鳴を上げる農家も多いので、気候変動や物価高に対する補助制度..