十勝の農業まとめページ
【札幌】JAグループ北海道(樽井功会長)は6日、札幌市内で新年交礼会を開催した。樽井会長は「巳年は『再生と誕生』を意味するとされる。北海道農業の新たな飛躍の始まりの年としたい」と飛躍を誓った。 グループ役員、鈴木直道知事、道内選出国会議員らが出席した。 樽井会長は「昨年、四半世紀ぶりに改..
食料の安全保障が重要課題として注目されています。昨年6月に施行された改正「食料・農業・農村基本法」により、日本の農業は転換期を迎えました。 農業基本法は1961(昭和36)年、戦後の復興を支えるため制定され、農業者と他産業との所得格差を解消しながら、国民の食料確保が図られました。 このと..
十勝農業の未来を拓く 改正基本法で農業の大転機へ 食料の安全保障が今、重要な課題として注目されています。昨年6月に施行された改正「食料・農業・農村基本法」により、日本の農業は大きな転換期を迎えました。 農業基本法の変遷を振り返ると、1961年、戦後の復興を支えるため制定され、農業者と他産業と..
栄養と愛情たっぷり 農家メシ 食料自給率1212%を誇り、スーパーに行けば地元産食材に事欠かない十勝。ところで、そんな農業王国・十勝を支えている人たちは、どんな食生活を送っているのだろうか。十勝の生産者の食卓をのぞかせてもらうとともに、農協などにそれぞれ自慢の食材を使ったお薦めレシピを教えてもら..
人類で初めて宇宙空間で食事をしたガガーリンは、チューブを搾って牛肉とレバーのペーストを食べたという。それから60年余り、技術の進歩に合わせて、宇宙飛行士にとって欠かせない宇宙食もバラエティー豊かになってきた。十勝管内でも近年、日本人宇宙飛行士のための「宇宙日本食」開発が盛んだ。いったいどんな味な..
帯広大正と本別町、幕別町、東旭川(旭川市)の4JAは17日から27日まで、あんまんやじゃがバターなど特産品が当たるSNSプレゼントキャンペーンを連携で実施する。 SNSのインスタグラムで4JA..
JA帯広かわにし女性部もみじ会の新年会が15日、同JA本店で行われ、寝具販売などを手掛ける太田寝装(帯広、太田智世社長)による「睡眠セミナー」が開かれた。会員14人が参加し、睡眠の質向上に関する知..
第3回帯広市農業・農村基本計画検討委員会が15日、市農業技術センターで開かれた。第6期市農業・農村基本計画改定案について審議。2029年度の農業産出額目標値を390億円に上方修正した改定案を了承し..
昼間でも肌を刺す寒さの日が多い足寄町。町中心部から5キロほど離れた足寄ぬくもり農園(新津賀庸代表)では、ビニールハウス内を温泉熱や太陽光で温かく保ち、年間を通したイチゴ栽培を実践する。扉を開けると..
【豊頃】JA豊頃町(山口良一組合長)は、特産品として長く人気を集めてきた「切り干し大根たんざく」の販売を今年度で終了した。電気代や燃料代などの経費が上がり、収穫機も更新の時期を迎えることから30年..
ホクレン十勝地区家畜市場(音更町音更西2線)で14日、乳牛の初競りが行われ、初妊牛の平均価格は60万9000円だった。初妊牛は価格低迷が続いていたが、昨年暮れから強含みとなり、8カ月ぶりに60万円..
【札幌】「ミルク&ナチュラルチーズフェア2025」の札幌会場が15日、札幌市中央区の丸井今井札幌本店で開幕した。十勝をはじめ道内各地の76社・工房が計817品を販売、初日から多くの買い物客でにぎわ..
帯広市内のとかちプラザで10日に開幕した「ミルク&ナチュラルチーズフェア2025」。12日まで道内65社の計631品の乳製品を販売しているほか、絵画コンクールなどの催しも展開されている。初日のにぎ..
【音更】ホクレン十勝地区家畜市場(音更町音更西2線)で7~9日、和牛の初競りが行われた。1頭の平均価格は57万9302円で、昨年暮れより4万2000円程度上向いた。飼料価格の高止まりで厳しい経営を..
全道の乳製品が一堂に集まるイベント「ミルク&ナチュラルチーズフェア2025」が10日午前、帯広市内のとかちプラザで開幕し、初日から多くの来場客でにぎわった。12日までの期間中、道内65社の牛乳、チ..
【音更】音更町内の竹中農場(竹中章代表)で生産するリーキ(西洋ネギ)を使った給食メニューが24日、町内の小・中学校で提供され、児童・生徒らが地場産野菜を堪能した。 竹中代表(49)が「地場野菜に親しんでもらいたい」とリーキを提供。オリーブオイルを絡め、オーブンで焼き目がつくまでグリルして振る..
帯広開西小学校(阿部昌己校長)の児童を対象にした食育授業が16日、同校で開かれ、児童たちは五感を使って楽しく砂糖の種類を学んだ。 ビート糖業協会の委託事業として、帯広を拠点に食農教育を実施する「いただきますカンパニー」(井田芙美子代表)が企画。11月から来年2月にかけて、管内外の約30校・5..
【更別】更別農業高校(室伏諭校長)は11月、校内で初となる農業用ドローンの操縦技能認定試験を実施した。管内の高校では初の取り組み。今後、生徒がドローンの操縦資格を授業の中で取得できる体制づくりを模索し、スマート農業に取り組む人材育成を目指す。 同校は今年度、文科省の高等学校DX加速化推進事業..
【本別】道立農業大学校(本別町西仙美里、下堀亨校長)による「農大の野菜直売所」が25日、同校で開かれた。 農大市中止や町観光情報センターの直売所が好評だったことを受けて企画。畑作園芸経営学科の1、2年生の計43人が取り組んだ。 学生たちが育てた野菜がずらりと並び、開始から約1時間で完売する盛..
【更別】更別農業高校(室伏諭校長)で21日、道総研花・野菜技術センター(滝川市)の研究部花き野菜グループ、木村文彦主幹を招いたイチゴに関するセミナーが開かれた。野菜分会に所属する2、3年生8人が同校で育てるイチゴ「ゆきララ」の栽培方法などを学んだ。 ゆきララは、道総研花・野菜技術センターで開..
昼間でも肌を刺す寒さの日が多い足寄町。町中心部から5キロほど離れた足寄ぬくもり農園(新津賀庸代表)では、ビニールハウス内を温泉熱や太陽光で温かく保ち、年間を通したイチゴ栽培を実践する。扉を開けると、ぬくもりが体を優しく包み込む。 同農園は、JAあしょろの出資型法人として2016年に設立。ハウ..
【札幌】ご飯に合うおかずのレシピを競う「ごはんのおともグランプリ2024」(北海道米販売拡大委員会主催)の結果発表が24日に札幌市内で行われ、サケやベビーホタテを使った2品がグランプリに輝いた。北海道米の消費拡大を目的に開催、今回で5回目。手軽に作れる「ラクうま!」、ご飯に乗せて食べる「のせうま..
JA十勝清水町(今野典幸組合長)はニンニク栽培に力を入れている。ウイルスに感染していない種を生産し、手掛ける農家へ提供することで、高品質なニンニクを安定出荷できる体制を構築。規格外品は「黒にんにく」などに加工し、付加価値の向上に努めている。 昨年5月に発売した「十勝熟成黒にんにくペースト」(..
小豆博士の加藤さん紹介「甘くない食べ方」 本紙「農業ガイド」(毎週土曜掲載)で、昨年9月からコラムを寄稿するホクレン特任技監の加藤淳さんは、道の農業試験場などで農作物の品質を長く研究してきた「小豆博士」。道産豆の研究や消費拡大を目的に「豆活!!HOKKAIDO(北海道豆類品質研究普及協会)」を2..
自慢のメークイン、大根、長いもで JA帯広大正(森和裕組合長)は、生産量が多く産地としての歴史がある「大正メークイン」「大正だいこん」「大正長いも」を地域団体商標に登録し、ブランド化を進めている。 その「大正野菜3兄弟」をふんだんに使った料理が、「具だくさん大正野菜3兄弟のみぞれ汁」だ。同J..
農地も健康も守る 昨年、芽室町内19戸の農家でつくる農産物販売会社「なまら十勝野」の取締役に就任した。「先祖から受け継いできた農地を守り、次の世代へ」。会社の理念が自らの農業の軸となり、農産物の適正価格での販売や付加価値の模索、農業の発信に力を入れる。 芽室西小、芽室西中、帯広農業高卒。20..
カナダ出身 スティーブ・イマハシさん(70) 「人工知能(AI)などの先端技術を活用するスマート農業を十勝に広めたい」と意欲を燃やす。新得町内の自宅からインターネットを通じたマッシュルームの栽培指導や輸入販売など幅広い事業を展開する。 日本人の両親が1938年に日本からカナダへ移住、カナダ国..
帯広市別府町の約33ヘクタールの畑でジャガイモ、小麦、豆類、ビートのほか、ナガイモなど野菜を生産しています。今季は帯広市川西長いも生産組合の別府支部長を務めました。ナガイモは一年を通して仕事があり、人手も掛かるので大変ですが、苦労した分、いろいろな人に食べてもらえればと思っています。自分は千切り..
今回の遊楽ナビは6年かけて38都道府県を回り、300件以上の農家と出会ってきた帯広市出身の小葉松真里さんを紹介します。小葉松さんは5日、著書「フリーランス農家という働き方」(太郎次郎社エディタス)を出版しました。農家の魅力を発信する活動についてお話を伺いました。 全国で農作業手伝い魅力実感 著..
芽室町上美生の44ヘクタールの畑で畑作4品や大豆、カボチャを育てています。昨年から小中学校のPTA会長を務めており、生徒のジャガイモ収穫体験をうちの畑で実施したり、小学校内の畑活動のお手伝いもしています。子どもたちが大人になって農業を志す時に、やりたいことに挑戦できる余白を残しておけるよう、効率..
帯広大正と本別町、幕別町、東旭川(旭川市)の4JAは17日から27日まで、あんまんやじゃがバターなど特産品が当たるSNSプレゼントキャンペーンを連携で実施する。 SNSのインスタグラムで4JA..
【豊頃】JA豊頃町(山口良一組合長)は、特産品として長く人気を集めてきた「切り干し大根たんざく」の販売を今年度で終了した。電気代や燃料代などの経費が上がり、収穫機も更新の時期を迎えることから30年..
【足寄】JAあしょろ(新津賀庸組合長)は、グループの足寄ぬくもり農園が手掛けるイチゴ生産で魚由来の有機肥料「フィッシュソリュブル」を導入し、品質とコストの両面から成果を上げている。マイワシから魚粉..
【札幌】JAグループ北海道(樽井功会長)は6日、札幌市内で新年交礼会を開催した。樽井会長は「巳年は『再生と誕生』を意味するとされる。北海道農業の新たな飛躍の始まりの年としたい」と飛躍を誓った。 ..
食料の安全保障が重要課題として注目されています。昨年6月に施行された改正「食料・農業・農村基本法」により、日本の農業は転換期を迎えました。 農業基本法は1961(昭和36)年、戦後の復興を支え..
昼間でも肌を刺す寒さの日が多い足寄町。町中心部から5キロほど離れた足寄ぬくもり農園(新津賀庸代表)では、ビニールハウス内を温泉熱や太陽光で温かく保ち、年間を通したイチゴ栽培を実践する。扉を開けると、ぬくもりが体を優しく包み込む。 同農園は、JAあしょろの出資型法人として2016年に設立。ハウ..
お得でおいしい十勝の「エコ」―。まだ食べられるのに廃棄されてしまう「食品ロス」を減らそうと、生産・製造過程で出る規格外品や切れ端などを消費者に届け、SDGs(持続可能な開発目標)に貢献している十勝の店を紹介する。第9回は、帯広市内の「はるこまベーカリー」の前日パンの詰め合わせ。 開店と同時に..
「自伐型林業」をご存じだろうか。多くの人は聞きなじみのない言葉かもしれない。 自伐型林業は、間伐や作業道の整備など、山林への手入れを長期にわたって繰り返すことで、長期的に良い木を育てて収穫する経営スタイルである。採算性と環境保全を両立する持続可能な森林経営の観点から注目を集め、全国の中山間地..
1次産業のうち、畑作は昨今の気候変動への対応が焦点の一つにある。打開策として新品種の研究開発は進むが、普及には種の確保が必須で、実用化には時間がかかる。干ばつに対して、かんがい施設などインフラ整備を求める声は強まっているが、こちらも完了までには10~20年の期間を要する。 一方、酪農は昨年、..
都道府県単位でみても全国4位の産出額を誇り、食料供給基地として確固たる地位を築く十勝農業。だが現場を歩くと、農家からは将来を悲観する声が漏れる。「物価高に猛暑…。このままだと続けられない」 「ジャガイモ、ビート、小麦に豆類。十勝を代表する主要4品だけでやっていけたら理想だけど、それでは経営は難..