エア・ドゥ就航5周年 初便搭乗客にプレゼント
エア・ドゥがとかち帯広空港に就航し、27日で丸5年を迎えた。5周年を記念し、同日、同空港では発着初便の搭乗客に記念品が贈られ、節目を祝った。
同社は2011年3月27日に帯広-東京線を就航した。1日3往復運航し、観光やビジネスなどの面で十勝と首都圏をつないできた。17日には利用者数が延べ100万人を突破した。
この日は帯広空港を発着する初便に搭乗した183人に地元スイーツや「おびひろ極上水」、ボールペンなどのエア・ドゥグッズをプレゼント。同社のマスコットキャラクター「ベア・ドゥ」も登場し、子どもらを喜ばせた。
出発便に搭乗した市内で設備業を営む西村徹夫さん(48)は帯広東小を卒業した娘の心花さん(12)の卒業旅行で、2泊3日で東京方面を訪れる。徹夫さんは「エア・ドゥの就航で便数が増え、便利になったと思う」とし、心花さんは「飛行機は初めてで、楽しみ。東京ディズニーランドの乗り物などを楽しみたい」と話していた。
エア・ドゥの佐藤英樹帯広空港所長は「これまでに100万人を超える人に利用していただいた。今後も競争力のある運賃設定や機材改修などで利便性を向上させ、地域貢献をしていきたい」と話していた。
(津田恭平)