JA中札内村青年部が全国最優秀賞 食育活動を発表
【東京】都内で18~19日に開かれたJA全国青年大会(全国農協青年組織協議会主催)で、活動実績発表の部に出場したJA中札内村青年部(鎌田修部長、38人)が、最上位の最優秀賞を受賞した。
発表は18日に行い、審査結果は19日公表された。同部門には東北・北海道ブロック代表のJA中札内村青年部を含む、全国6ブロックのJA青年組織が出場。最優秀賞は1組のみ。十勝からの同部門の全国大会出場は2008年のJAめむろ青年部以来だった。
JA中札内村青年部は子どもたちを対象にしていた食育活動を、大人も巻き込む形の事業に再構成。食育スタンプラリーや「食育パンフレット」の作成などを通し、食育活動を地域全体に広げている。
山本信吾さん(30)=同青年部理事=ら6人のメンバーがスライドを作成。山本さんが食育をテーマにした活動内容を発表し、「創意工夫をして食育の活動をレベルアップさせた」と評価された。大会には35人の青年部員も駆け付け、仲間の発表を見守った。
山本さんは「支援をしてくれた人や食育活動を継続したOBに感謝したい。部員数が減る中、今後も濃い活動を続ける」と話している。(中島佑斗)