十勝、うっすら雪化粧 帯広でみぞれ降り「初雪」
十勝地方は28日、冬型の気圧配置の影響で一時的に雪雲が流れ込み、帯広市内で初雪を観測した。10月の初雪は2年連続で、平年より4日早く、昨年より8日遅い。士幌町内の士幌高原展望台でも雪が降り、芝生がうっすら雪化粧した。
帯広測候所によると、市内では同日午前0時54分に「みぞれ」が降り、初雪が観測された。みぞれは雨と雪が交じって降ることを指し、初雪の観測対象。この時間の市内の気温は6・9度と、雪が降る気温としてはやや高めだったが、湿度が48%と低かったため、みぞれになったという。
同日朝の十勝管内の最低気温は、浦幌で氷点下0・2度、上士幌で0・4度、陸別で1・1度など。
29日の帯広は晴れ時々曇り、最高気温11度、最低気温3度の予想でほぼ平年並み。30日以降は暖気が入り込み、平年よりも暖かくなる見通し。(小野寺俊之介)
士幌高原にうっすらと積もった雪
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