ハスカップ熟す 大樹の向井さん宅 7月上旬まで有料開放
【大樹】大樹町東和地区にある向井稔さん(85)の畑でハスカップの実が熟し、摘み頃を迎えている。7月上旬まで有料で開放している。
向井さんは20年以上前からハスカップの栽培に取り組んでいる。現在は帯広広尾自動車道・忠類大樹インターチェンジ付近にある畑約0・5ヘクタールに、1300本を植えている。
今季は夏日になった17日ごろから急速に登熟が進み、濃い紫の実が枝に付くようになった。1キロ500円で、ハスカップ狩りを楽しむことができる。
向井さんは「熟すのは遅かったが出来は例年並み。甘かったり、酸っぱかったりと味が一定しないのが難しく、そこが楽しい」と話している。
問い合わせは向井さん(01558・6・3079)へ。(能勢雄太郎)