牛乳をウエルカムドリンクに JA忠類酪農部会が8店・施設に提供 幕別
【幕別】JA忠類酪農部会(渡辺靖之部会長、46人)は、忠類の飲食店、施設で牛乳をウエルカムドリンクとして提供する。新型コロナウイルスの影響で、乳製品を多数仕入れる外食産業の低迷もあり、生乳消費が落ち込んでいることから、需要喚起につなげようと企画。12月1日から来年1月31日までの実施を予定している。
JA忠類では昨年4月、同部会でも今年の1~2月に同様の取り組みを行った。1~2月は飲食店6店が参加し、772リットル(約5100杯相当)を提供した。
今回は道の駅・忠類なども加わり、飲食店・施設8カ所で開催する。1000リットル(約6600杯相当)を用意した。
同部会が新型コロナの影響で実施できなかった視察や研修の事業で生じた余剰から約30万円を予算化している。飲食店はJA忠類が出荷しているよつ葉乳業の牛乳を購入し、後日購入分を同部会が支払う。
JA忠類は「人流が少しずつ戻る中で飲食店に行き、乳製品を買うきっかけになれば」としている。(本田龍之介)
参加店・施設は次の通り。
▽食堂このみ
▽酒肴屋とよ雅
▽十勝ナウマン温泉ホテルアルコレストラン
▽レストランケルン
▽ビストロブラウン
▽てっぱんさん
▽道の駅・忠類
▽Tomono Cafe