フレスポ32店で本格始動 ロフト、遊技施設も
大型商業施設「フレスポスズランプラザ」(帯広市稲田町南8線)が4日、グランドオープンした。十勝初進出の生活雑貨ショップ「ロフト」のほか、フードコートや屋内遊戯施設など7店が加わり32店が集結、開店直後からレジに行列ができるなどにぎわった。
同施設はイトーヨーカドー帯広店が昨年6月末に閉店した後、同9月に食品スーパー・ダイイチ(帯広市)などが先行出店。その後、土地・建物を所有する日本甜菜製糖(日甜、東京都)が大和リース(大阪府)とマスターリース契約を結び、4月に第1弾のリニューアルオープンが行われ、宮脇書店(香川県)などが加わっていた。大和リースによると、施設入居率は8割に達した。
午前10時の開店前にセレモニーが行われ、日甜の寺澤秀和常務と大和リースの森川年人常務、ダイイチの若園清社長らがテープカット。予定を若干早めて開店すると、10分後には500人以上が入店した。
フレスポ32店で本格始動 ロフト、遊技施設も
中でも生活雑貨やコスメなど約1万7400種を取り扱う帯広ロフトは、午前から混雑。同社の小川明子取締役執行役員は「売れ筋を購入してくれており、ロフトを知ってくれていると感じた」と話した。
フードコートも昼近くには客で埋まった。帯広再出店の「サブウェイ」などは人波が絶えず、地元チェーン「鳥せい」も対応に追われた。玩具専門・ボーネルンド設計の屋内遊戯施設「すずらん あそびっこふぁーむ」も多くの親子が楽しんでいた。
5日は大道芸パフォーマンス、6日はジバサンダーショーなども行われる。同プラザの津川彰支配人は「魅力あるテナント、週末ごとのイベントでにぎわいをつくりたい」と話した。(佐藤いづみ)