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畜大生の酒が完成 「純米吟醸 碧雲」限定1800本を製造

帯広畜産大学の学生が製造に関わり、完成した日本酒と学生ら。左から菅原雅之准教授、高山さん、酒井さん、川端総杜氏(21日午前10時半ごろ、塩原真撮影)

 帯広畜産大学の学生が同大構内の酒蔵「碧雲蔵(へきうんぐら)」の杜氏(とうじ)らの手ほどきを受け、仕込んだ日本酒が完成した。名称は「純米吟醸 碧雲」で、限定1800本を製造。21日は最後の作業となるラベル貼りが同蔵内で行われ、学生が仕上がりを確認した。

 碧雲蔵の醸造を担う上川大雪酒造(上川管内上川町)と帯畜大の連携プロジェクト。学生が酒造りに携わるのは初めての試みで、発酵や醸造過程を見て体験したことを、学びや研究につなげる。

 プロジェクトは5月に始まり、4年生の酒井駿太朗さんと高山美月さんの2人が参加した。洗米、こうじや酒母(しゅぼ)作りなど全ての工程について総杜氏の川端慎治さんらの指導を受け、5月末に仕込みが完了。約1カ月間の発酵を経て、しぼりの作業を行った。

 21日は同蔵内で、機械から製品として流れてくる日本酒を、酒井さんと高山さんが1本ずつ丁寧に布で拭き、確認した。ラベルのデザインは上川大雪酒造が手掛け、帯畜大の奥田潔学長が「碧雲」の書をしたためた。

 完成した日本酒を前に、「聞いただけ、見ただけでは分からないことを身をもって体験できた。難しいけれど、やりがいのある作業だった」と酒井さん。高山さんは「不安も大きかったが、お酒ができて一安心した。研究論文を読むのにも、理解がスムーズになったので、経験を生かしていきたい」と達成感をにじませた。

 「碧雲」は10月11日発売で、税込み2000円。売り上げの一部は同大の教育に活用される。一般向けには同大生協の店頭で、1人3本限定で約600本を販売する。予約は行っていない。営業は午前10時~午後4時半。(松田亜弓)

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  • 畜大生の酒が完成 「純米吟醸 碧雲」限定1800本を製造

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  • 自らが醸造に関わった日本酒を箱詰めする(左から)帯広畜産大学4年生の高山さんと酒井さん(21日午前10時半ごろ、塩原真撮影)

    自らが醸造に関わった日本酒を箱詰めする(左から)帯広畜産大学4年生の高山さんと酒井さん(21日午前10時半ごろ、塩原真撮影)

  • 自らが醸造に関わった日本酒を箱詰めする(左から)帯広畜産大学4年生の高山さんと酒井さん(21日午前10時半ごろ、塩原真撮影)

    自らが醸造に関わった日本酒を箱詰めする(左から)帯広畜産大学4年生の高山さんと酒井さん(21日午前10時半ごろ、塩原真撮影)

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