十勝ハーブ牛のホルモン 通信販売に向けCF ノベルズ食品
【上士幌】畜産業のノベルズグループのノベルズ食品(上士幌町、西尾康宏代表)は、十勝ハーブ牛のホルモンの通信販売に向け、クラウドファンディング(CF)に挑戦している。既に目標額(50万円)を突破し、160人以上から150万円を超す支援を集めている(18日現在)。
同社はオリジナルブランド牛「十勝ハーブ牛」を販売している。販路拡大のため加工品の製造を行うほか、2019年から直営の飲食店「MONMOM(モンモン)」(東京)を運営している。
CFサイト「Makuake(マクアケ)」を活用。モンモンは昨年から新型コロナウイルスの感染拡大の影響で来店者数が落ち込んでいるため、十勝ハーブ牛の新たな販路として通信販売を立ち上げることを決めた。
集まった資金は、十勝ハーブ牛のホルモンを高品質で届ける急速冷凍機械の導入や通信サイトの立ち上げに使う。支援の返礼品はホルモンの詰め合わせなどを用意している。
同社は「CFに取り組むのは当グループとして初。ブランド牛の知名度をCFや通販サイトで今後もPRしていきたい」(広報室)としている。CFは来月12日まで続ける。(本田龍之介)
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