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Aコープサンタ村新店舗オープン 直売コーナーも 広尾

新店舗前でテープカットする(左から)五藤一彦ホクレン帯広支所長、村瀬町長、萬亀山組合長、喜多道議、竹山浩竹山工務店代表

 【広尾】JAひろお(萬亀山正信組合長)の「Aコープサンタ村」(町紋別18)新店舗が26日、開店した。酪農家が多い豊似地域で唯一、食料品、生活必需品を扱い、新たに生産者の直売コーナーも設けて、生活基盤と交流拠点としての役割を担う。

 新店舗隣にあった旧店舗は1962年築で老朽化が進んでいたため、建て替えた。新店舗は木造平屋186平方メートルで、うち直売コーナーは38平方メートル。生活店舗の営業は建て替え前と同じ民間事業者に委託し、直売コーナーは生産者が協議会を組織し運営する。

 事業費は非公表で、補助金などは使わず全て同JAが賄った。

 初日は同JAや村瀬優町長、喜多龍一道議ら関係者、地域の人100人以上が集まり、式典を挙行。開店直後は長い列ができた。

 直売コーナーには農家が作ったチーズやアイスなどの乳製品、野菜などが並ぶ。ソフトクリームやコーヒーなどもある他、初日は町野塚の菊地ファームによるジェラート販売も行われた。

 生活店舗部分では、食料や日用品、酒、たばこなどを扱う。駐車場は大型車も含め10台以上の収容スペースがあり、月1回程度地域のイベント会場ともなる予定。

 他地域では撤退するJA単独運営の店舗もある中、農家が多い豊似地域の生活基盤を維持し、人口を確保するため、同JAは新店舗建設に組合員の理解を得た。

 式典で萬亀山組合長は「組合員、地域の皆さまのご協力で開店できた。直売コーナーで地域の活性化、所得向上に結び付けたい。力を合わせ長くご愛顧いだける店にしたい」と述べた。

 営業時間は午前8時~午後7時。無休。(眞尾敦)

関連写真

  • 多くの来店客でにぎわったAコープサンタ村内の直売コーナー

    多くの来店客でにぎわったAコープサンタ村内の直売コーナー

  • 開店直後に長い列ができたAコープサンタ村新店舗

    開店直後に長い列ができたAコープサンタ村新店舗

  • テープカットする(右から)竹山浩竹山工務店代表、喜多道議、萬亀山組合長、村瀬町長、五藤一彦ホクレン帯広支所長

    テープカットする(右から)竹山浩竹山工務店代表、喜多道議、萬亀山組合長、村瀬町長、五藤一彦ホクレン帯広支所長

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