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帯広のサクラ“開花宣言”昨年より13日早く  測候所

平年より7日早く開花した帯広測候所の標準木のエゾヤマザクラ(27日正午ごろ、金野和彦撮影)

 帯広測候所は27日午前、同測候所敷地内の標準木のエゾヤマザクラが開花し、帯広のサクラが開花したと発表した。このところの高温で、平年(5月4日)より7日、昨年(同10日)より13日早く、1953年の観測開始以来、4番目に早い開花となった。

 同測候所によると、27日正午までの管内の最高気温は、幕別町糠内で25・7度と夏日となり、更別、本別が24・7度に。帯広も24・6度で7月下旬並みの陽気となった。午前10時半すぎ、職員が標準木で8輪ほどのつぼみが開花したのを確認し、開花を発表した。

 標準木のサクラの開花は1998年の4月23日が最も早く、4月の開花は2008年の26日以来。休日の買い物途中に、同測候所前を通りがかった市内の会社員小沢琢也さん(51)は「これだけ暖かいと咲くと思った」と笑顔で話し、スマートフォンでつぼみを撮影していた。(原山知寿子)

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