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鉄筋圧接工事業の東圧、特別永年賞を道内で唯一受賞

表彰状を手にする丹羽社長

 鉄筋圧接工事などの東圧(帯広市、丹羽理志社長)は、日本鉄筋継手協会(衣笠秀行会長、会員382社)が定める優良認定を長年受け続けたとして、特別永年賞を道内で唯一受賞した。同協会設立60周年の記念表彰。同社は「この先も十勝で信頼され続ける企業を目指したい」としている。(廣田佳那)

 同協会は、鉄筋圧接業に必要な資格取得認証などを行う公益社団法人。優良認定制度は1997年に創設。同協会が定める基準・仕様書に沿った施工要領書や品質管理がなされているかを審査する。3年に1回の更新が必要で、現在認定を受ける企業は道内4社を含む全国95社。特別永年賞の受賞社は全国で14社だった。

 同社は86年設立。丹羽原理前社長(現会長)時代の2000年から認定を取得。「取得には厳しい書類審査や現場調査があり、難易度は高い」とするが、他社との差別化につながると更新を続けた。

 近年は鉄筋圧接工事で優良認定会社の利用を推奨する設計会社が増えており、丹羽社長は「認定を続けたことで札幌圏からの依頼も増えている」とする。

 従来より環境負荷が低い「高分子天然ガス圧接工法(エコスピード工法)」のほか、従来の型枠工事よりも工期短縮が期待できる「ラス型枠」など業界内でも先進的な技術を取り入れている。現在、優良認定を受けている企業は、管内では同社のみとなっている。

 丹羽社長は「管内、道東地域を中心に仕事を広げ、持続可能な企業として成長し続けたい」と話している。

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