十勝初「バーガーキング」上陸 ルーキーファームがFCで開店へ
ルーキーファーム(帯広市、加藤祐功社長)が来春にも、世界的ハンバーガーチェーン「バーガーキング」を市内西5南34にフランチャイズ(FC)で開店させる計画だ。出店すれば十勝初。ドライブスルー対応型の店舗設計とする考え。
バーガーキングは、ビーフパティ調理で独自ブロイラーでのじか火焼きを採用、注文してからのオーダーメード方式などが特徴。米国など100カ国以上で1万7800店舗以上を営業する世界2番目のファストハンバーガーチェーン。日本での事業を統括するビーケージャパンホールディングス(HD、東京)によると、道内では札幌、小樽、釧路に計4店ある。
ルーキーファームによると、昨年中にビーケージャパンHDとFCに関する契約を結んだ。新店は西5条通沿いで、本社や「KEY’S CAFEジャージーブラウン帯広店」がある建物の北側で自社所有地。
現計画では、平屋鉄骨造りで店舗面積は約270平方メートル。ドライブスルーや駐車場も整備する。事業費は約1億8000万円を見込む。すでに地鎮祭を終え、近く着工する。
同社は自社ブランドの飲食店「ひまわり」などを運営するほか、「サーティワンアイスクリーム」や「銀のさら」などをFCで店舗展開。加藤社長は「コロナ禍でもドライブスルーのファストフード市場は伸びており、車社会の十勝でお客さまに支持していただける」と話していた。(佐藤いづみ)
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