即売会など盛況 「豆まつり」 生産日本一をPR
日本一の豆類生産地のPRや消費拡大につなげるイベント「第37回豆まつり」が4日午前10時から、帯広市内のとかちプラザで開かれた。十勝産の各種豆の即売会、豆を使った縁日、豆料理の試食などが繰り広げられ、家族連れなど多くの来場者が豆尽くしの一日を楽しんだ。
雑穀業者などで構成する実行委員会(委員長・泉剛史大和雑穀社長)主催。市と帯広商工会議所の共催。
会場では小豆や金時など10種類の十勝産豆が500円から800円の安価で販売され、開始時から人だかりができた。豆を使ったストラップなどの雑貨作り、豆の貼り絵・塗り絵といった縁日も子どもたちに好評だった。豆のPRビデオも上映された。
とら豆などを袋いっぱい買った幕別町の羽賀美和子さん(78)は「去年は出遅れて買いそびれた豆もあった。今回は大満足。家庭料理に使ったり、札幌で暮らす娘の元に送ります」と笑顔を見せた。(小縣大輝)