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若者の発想、平原まつりに JCI帯広例会で計画発表

企業関係者に向けアイデアを発表する生徒ら

 十勝の若者がアイデアを出し合い街を盛り上げる「とかちの未来共創プロジェクト」(実行委員会主催)で、高校生らが8月の「おびひろ平原まつり」の活性化を目標に計画を進めている。23日には帯広市内のとかちプラザで、プロジェクトを主導する帯広青年会議所(JCI帯広)の関係者に向け、31人の生徒らが計画案を発表した。

 同プロジェクトでは、祭りの魅力を発信する「クリエーション」、製作やスポーツなどのブースを運営する「アクティビティ」、十勝の食材を使った飲食ブースを運営する「フード」の3部門に分かれて意見を出し、形にしていく。管内の高校、専門学校、大学計12校の42人が参加している。

 この日はJCI帯広の5月例会で、企業関係者約100人を前に発表した。帯広大谷高校2年の土井咲良さん(16)は「フード」部門に参加。グループでは十勝の食品ロスを減らすため、捨てられそうな牛乳を活用した「チーズボール」を考案した。「廃棄物に気付いてほしく、そのきっかけになると思った。学校生活では主張できる場がなかったので、このような場があるのは幸せ」と笑顔で話した。(高井翔太)

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  • 企業関係者に向け考えを発表する学生ら

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