ほくほくの詰め放題 同友会収穫感謝祭
【音更】北海道中小企業家同友会とかち支部の第27回収穫感謝祭が28日午前10時から、町内のアグリアリーナで開かれ、家族連れらが焼き肉や野菜、乳製品など十勝の味覚に舌鼓を打った。
地元消費者に農業への理解を深めてもらおうと、同支部農業経営部会(新村浩隆会長)が開いている。会員企業や農場が生産する新鮮野菜や加工品の25店が出店。6農場のジャガイモをフライドポテトで味比べする「ジャガイモ選抜総選挙」や、アグリファッションショーなどが催された。
恒例のジャガイモとタマネギの詰め放題コーナーも人気を集め、新鮮な野菜を袋いっぱいに詰め込む光景が繰り広げられた。帯広市のパート加藤ゆかりさん(38)は「子どもと一緒にどれだけ詰められるかを楽しめた。今年は大雨などで野菜の価格が高いので家計も助かる」と笑顔を見せた。新村会長は「生産者一人ひとりの思いを、おいしく食べて楽しんでほしい」と話した。(安田義教)