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被災組合員に救援募金を JA呼びかけ

 【札幌】道内の農業8団体で組織する「北海道農業団体気象災害等対策本部」は20日、8月の台風で被災した組合員を救援するための募金活動を始めたと発表した。

 台風7、11、9、10号による集中豪雨などで、河川の氾濫や農地への土砂流入、農作物の流出、倒伏、畑の冠水、さらに停電の影響による生乳廃棄など、過去に例のない甚大な被害を受けた。

 JAグループ北海道の関係団体で組織する同本部は、被災組合員を支援するため一般の個人や企業、災害に遭わなかったJA関係者から広く善意を募ることにした。

 募金活動は11月30日まで全道のJAを窓口に行われ、寄せられた義援金は同本部を通じて全額を被災地に配分する。(道下恵次)

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