十勝の食が大人気 藤丸、エスタのイベント
帯広市内の藤丸とJR帯広駅構内のエスタ帯広西館で、スイーツや弁当など、ゴールデンウイーク(GW)に合わせて食関連の販売催事が開かれており、観光客を含む多くの人でにぎわっている。
藤丸では地下1階の洋菓子売り場で、7日まで「お取り寄せスイーツ&とかちのスイーツ」が開かれている。GW時期に毎年行っており、今年で3年目。4月27日からスタートしており、「お菓子のニシヤマ」(更別村)や「牧家」(伊達市)などの新規も含め全国13店から58品が並ぶ。
3日からは限定品「舟和本店」の芋ようかん(648円)なども加わった。「直接手に取ってもらえるようオープンケースも増やした」と、食品課洋菓子担当の名和好さん。「お菓子のまさおか」(芽室町)の中華まんじゅうを買った市内の主婦、小原麗子さん(68)は「札幌に住む妹にお土産に買いました」と笑顔だった。
一方、エスタ西館では3日から、「Guest shop Week(ゲストショップウィーク)」と題し、管内の飲食店が出店する特別企画が始まった。7日までに5店が出店。初日は十勝の食材を生かした弁当を販売する「農家バルFOOD BABY」、中田食品(帯広市)の油揚げを使ったおいなりを9種取りそろえる「お弁当ファクトリー・まんさいYa」、自社農場の生乳を作ったナチュラルチーズを販売する「香林農園」の3店。
午前中から駅利用者が立ち寄る姿も見られ、「農家バル-」の販売員を務める大矢美紀さん(24)は「多くの観光客に十勝の食材を味わってもらいたい」と話していた。(牧内奏)