帯南商バレー部に大谷選手からマットレス届いた!全国に計2500枚プロジェクト
米メジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平選手が寝具メーカー西川と行っている「大きな夢を見よう! プロジェクト」で、当選した全国各地の子どもたちへ同社のマットレスが続々と届いている。帯広南商業高校バレーボール部(朝日琉花部長)も当選し、部員13人全員分のマットレスが届いた。(細谷敦生)
プロジェクトでは、大谷選手が日本全国の小学生から大学生までの団体に、「nishikawa[エアー]シリーズマットレス」を計2500枚プレゼントする。「小さいころから睡眠を大切にしていたからこそ、いつも前向きな行動が実現できている」という大谷選手。子どもたちにも「良い睡眠を取って一緒に大きな夢を見てもらいたい」と贈っている。大谷選手はこれまで、全国の小学校に計6万個のグラブも贈っている。
応募には「かなえたい夢」についての作文が必要。4月から6月まで募集していた。バレー部の矢萩梨花さん(1年)が父からプロジェクトについて聞き、部内で応募するかどうか話し合ったが、当初は「当たらないだろう」と見送っていた。
しかし、矢萩さんの父が部員たちに内緒でプロジェクトに応募。作文では、バレー部が常に掲げている「全国で2勝」について書いていた。今月、当選の知らせが届くと「父が一番驚いていて、一番うれしそうだった」(矢萩さん)。
25日、部員の元にシングルサイズのマットレス13枚が届き、それぞれには「いっぱい寝よう!」という大谷選手のカードが同封されていた。
早速部員たちは触ったり横になって感触を確認。林梨花さん(2年)は「普段使っているものと全然違い、体の形にフィットする感じ」と話す。
部員たちはそれぞれ持ち帰って、自宅で使用する。朝日部長は「けがをしないよう良い睡眠を取って、一プレー一プレーが良くなるように体を整えていきたい」と話していた。