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今年最後の日曜日も盛況 歳末商戦 商品券効果

一足早い正月飾りの下、年末年始の品を求める買い物客(27日正午ごろ、藤丸地階。金野和彦撮影)

 年内最後の日曜日となる27日、帯広市内の小売店は正月用品を買い求める客でにぎわった。帯広商工会議所の全市連合大売り出しもこの日が最終日で、各店舗は歳末商戦のラストスパートに力が入っている。

 全市連合は今年、参加店のみで使用できるプレミアム付き商品券6億9000万円分を帯商が発行したこともあって、参加店数が昨年より114店増えて332店に達した。

 藤丸は同日、催事初日とも重なり開店前から店先に行列ができる混雑だった。藤丸では「月の前半はプレミアム商品券、後半は抽選で来店者が増えた。12月の売り上げは前年比で二桁の伸びとなっている」としている。

 今年初めて市内全店舗が全市連合に参加した地場スーパー最大手の福原(帯広)は「12月は雪も少なく道路事情が良かったこともあって、大型店を中心に売り上げが伸びている。商品券の利用状況も好調だ」とする。

 全市連合の抽選所を開設する総合スーパーのイトーヨーカドー帯広店では、抽選会場に連日、長蛇の列ができた。同店は「歳暮品での商品券利用が多かった。今後は帰省客の需要を取り込んでいきたい」とし、道外在住者向けに帯広コンベンション協会が発行した「おびひろトラベルチケット」の利用を視野に入れる。28日からもセールを行い、歳末商戦の最終盤を乗り切る考えだ。

 家電販売のハラデンキ(帯広)も、白物家電や暖房器具などの売れ行きが好調に推移している。「売り上げは例年の歳末商戦の1・5倍。商品券効果が大きい」(ハラデンキ本店)。

 27日午前の段階で、全市連合抽選での特賞(10万円分買い物券)は、用意した20本中8本出ている。抽選は市内7カ所の抽選所で28日午前11時~午後5時。
(長田純一)

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