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十勝の農業まとめページ

浦幌でタンチョウ1羽の死骸から鳥インフルエンザ 高病原性の検査へ

 【浦幌】十勝総合振興局は28日、浦幌町内で25日に回収されたタンチョウ1羽の死骸から、A型鳥インフルエンザの陽性反応が確認されたと発表した。今後、国立環境研究所(茨城県)で、重症化する可能性が高い高病原性かどうかを検査する。高病原性の場合、十勝での発生は今季(9月以降)初となる。  環境省が実..

お菓子作りで牛乳消費拡大を 北海道十勝牛乳普及事業が料理講習会

 牛乳を使った菓子を作る親子クッキング教室が26日、帯広市内のコープベルデ文化教室で開かれた。管内の親子9組が参加し、牛乳からカスタードクリームを作りクレープ生地で巻くパフェ作りに挑戦した。  牛乳の地産地消を拡大しようと取り組みを展開している北海道十勝牛乳普及事業の主催。市内の菓子店「Cake..

自然災害に備えて、農業版BCPハンドブック公開 乳牛・肉牛・畑作向け

 農林水産省・北海道農政事務所釧路地域拠点(釧路市)は、「農業版BCPハンドブック」を公開している。自然災害による被害を想定して被災後の早期復旧を図るための計画「BCP」について、あらかじめ必要な災害対応などが記載してあり、農場経営者は各項目を書き込むだけ。近年相次ぐ自然災害に対する農家の対応力強..

北海道の食糧自給率213% 前年度から4ポイント減

 北海道農政事務所は、北海道の食料自給率(2023年度概算値)を公表した。カロリーベースでは213%で、前年度から4ポイント低下した。前年度に続き全国1位。  生産額ベースの自給率は204%で、前年度から4ポイント上昇した。前年度に続き全国順位は4位。  カロリーベース自給率の全国順位は2位が..

本別農大市が大盛況 秋の恒例イベントに約260人が来場

 【本別】道立農業大学校(本別町西仙美里25、下堀亨校長)は24日、学生が育てた農畜産物などを販売する「2025農大市」を構内で開いた。約260人が訪れ、新鮮な野菜や牛肉、チーズなど加工品を買い求めた。  毎年秋の恒例イベントで、平日にもかかわらず開場前から約100人の列ができた。町内のほか、士..

カテゴリー農業

音更、柴田さん方のナガイモ畑に異例の10月霜降 春夏冬の吉兆喜ぶ

 【音更】音更町高倉西8線の柴田直人さん(55)方のナガイモ畑に30日早朝、例年よりも早く霜が降りた。「今年は秋がなく、夏から冬になった」と柴田さん。「秋」がない「春夏冬」は「商い(秋ない)」との言..

芽室中生徒がナガイモ収穫体験 寒空の下、汗流す 地域農業知ろうと初企画

 【芽室】芽室中学校(新倉忠司校長)の2年生が28日、町内の4農家の畑でナガイモ収穫を体験した。十勝管内で初雪が観測されたこの日、雪が舞う中での作業となった生徒たちは、農業の楽しさと大変さを学んだ。..

帯広のカボチャを使ってクッキング! 食育で親子料理教室 とかち子育て支援センター

 とかち子育て支援センター(長岡行子代表理事)は25日、帯広市内のとかち大平原交流センターで、食育などを目的に親子料理教室を開いた。音更町で野菜料理研究家として活動する佐々木夏菜子さん(44)を講師..

浦幌でタンチョウ1羽の死骸から鳥インフルエンザ 高病原性の検査へ

 【浦幌】十勝総合振興局は28日、浦幌町内で25日に回収されたタンチョウ1羽の死骸から、A型鳥インフルエンザの陽性反応が確認されたと発表した。今後、国立環境研究所(茨城県)で、重症化する可能性が高い..

お菓子作りで牛乳消費拡大を 北海道十勝牛乳普及事業が料理講習会

 牛乳を使った菓子を作る親子クッキング教室が26日、帯広市内のコープベルデ文化教室で開かれた。管内の親子9組が参加し、牛乳からカスタードクリームを作りクレープ生地で巻くパフェ作りに挑戦した。  牛..

カテゴリー酪農・畜産

浦幌でタンチョウ1羽の死骸から鳥インフルエンザ 高病原性の検査へ

 【浦幌】十勝総合振興局は28日、浦幌町内で25日に回収されたタンチョウ1羽の死骸から、A型鳥インフルエンザの陽性反応が確認されたと発表した。今後、国立環境研究所(茨城県)で、重症化する可能性が高い..

お菓子作りで牛乳消費拡大を 北海道十勝牛乳普及事業が料理講習会

 牛乳を使った菓子を作る親子クッキング教室が26日、帯広市内のコープベルデ文化教室で開かれた。管内の親子9組が参加し、牛乳からカスタードクリームを作りクレープ生地で巻くパフェ作りに挑戦した。  牛..

上士幌の小椋さん名誉賞 十勝勢9部門でトップ 10年ぶりのホルスタイン全共

 【胆振管内安平】乳牛の品評会「第16回全日本ホルスタイン共進会」(日本ホルスタイン登録協会主催)が25、26の両日、胆振管内安平町の北海道ホルスタイン共進会場で開かれた。十勝からは、小椋淳一さん(..

自然災害に備えて、農業版BCPハンドブック公開 乳牛・肉牛・畑作向け

 農林水産省・北海道農政事務所釧路地域拠点(釧路市)は、「農業版BCPハンドブック」を公開している。自然災害による被害を想定して被災後の早期復旧を図るための計画「BCP」について、あらかじめ必要な災..

北海道の食糧自給率213% 前年度から4ポイント減

 北海道農政事務所は、北海道の食料自給率(2023年度概算値)を公表した。カロリーベースでは213%で、前年度から4ポイント低下した。前年度に続き全国1位。  生産額ベースの自給率は204%で、前..

カテゴリー農と教育

芽室中生徒がナガイモ収穫体験 寒空の下、汗流す 地域農業知ろうと初企画

 【芽室】芽室中学校(新倉忠司校長)の2年生が28日、町内の4農家の畑でナガイモ収穫を体験した。十勝管内で初雪が観測されたこの日、雪が舞う中での作業となった生徒たちは、農業の楽しさと大変さを学んだ。  地域の農業の特徴を学び芽室町について理解を深めようと、同校としては初めてナガイモ収穫体験に取り..

帯広のカボチャを使ってクッキング! 食育で親子料理教室 とかち子育て支援センター

 とかち子育て支援センター(長岡行子代表理事)は25日、帯広市内のとかち大平原交流センターで、食育などを目的に親子料理教室を開いた。音更町で野菜料理研究家として活動する佐々木夏菜子さん(44)を講師に迎え、市内で畑作を営む草森勇輝さん(34)が育てたカボチャを使ったメニュー3品を、15組の親子が和..

本別農大市が大盛況 秋の恒例イベントに約260人が来場

 【本別】道立農業大学校(本別町西仙美里25、下堀亨校長)は24日、学生が育てた農畜産物などを販売する「2025農大市」を構内で開いた。約260人が訪れ、新鮮な野菜や牛肉、チーズなど加工品を買い求めた。  毎年秋の恒例イベントで、平日にもかかわらず開場前から約100人の列ができた。町内のほか、士..

帯農生がアニマルウェルフェア紹介

 帯広農業高校の生徒たちが18日、帯広市内の藤丸パークで開かれた「猫まつり」に参加し、アニマルウェルフェア(AW、動物福祉)の取り組みを紹介した。  同校養豚分会では、帯広畜産大学の瀬尾哲也准教授の助言を受けながら、放牧地の整備によって豚のストレスを減らす飼育法に挑戦している。AWの実践には消費..

農業クラブ全国大会出場の更農生が抱負 更別

 【更別】第76回日本学校農業クラブ全国大会西関東大会(21~23日、山梨、東京、神奈川)に出場する更別農業高校(室伏諭校長)の生徒3人が14日、更別村役場を訪れ、西山猛村長と宝輪祐子教育長に大会本番への抱負を語った。  生活科学科3年の増地早佳江さん、同2年の安田恋音さん、農業科2年の仲本太陽..

カテゴリー農と食

帯広のカボチャを使ってクッキング! 食育で親子料理教室 とかち子育て支援センター

 とかち子育て支援センター(長岡行子代表理事)は25日、帯広市内のとかち大平原交流センターで、食育などを目的に親子料理教室を開いた。音更町で野菜料理研究家として活動する佐々木夏菜子さん(44)を講師に迎え、市内で畑作を営む草森勇輝さん(34)が育てたカボチャを使ったメニュー3品を、15組の親子が和..

お菓子作りで牛乳消費拡大を 北海道十勝牛乳普及事業が料理講習会

 牛乳を使った菓子を作る親子クッキング教室が26日、帯広市内のコープベルデ文化教室で開かれた。管内の親子9組が参加し、牛乳からカスタードクリームを作りクレープ生地で巻くパフェ作りに挑戦した。  牛乳の地産地消を拡大しようと取り組みを展開している北海道十勝牛乳普及事業の主催。市内の菓子店「Cake..

更別の秋の味覚堪能 大収穫祭 大鍋で作る〝名物〟に長蛇の列

 【更別】更別村の一大イベント「さらべつ大収穫祭2025」(JAさらべつ青年部、実行委主催)が19日、村ふるさと館で開かれた。  午前10時に郷土芸能さらべつかしわ太鼓保存会の演奏で開幕。JAさらべつ青年部の野菜販売コーナーにはゴボウ、ジャガイモなどの農産物が並び、来場者は次々と購入していた。 ..

消費者と生産者がイベントで交流 札幌で「秋の大収穫祭」

 道主催の農業イベント「ほっかいどう秋の大収穫祭~つなぐミライのタネ」が3~5日、札幌市内の道庁赤れんが庁舎の前庭と道庁前の市北3条広場(アカプラ)で開かれた。消費者と生産者の交流を目的に初開催したイベントに、道内14振興局から市町村やJAなど48団体が集結。当初想定の倍以上となる約5万3000人..

「十勝ポップコーン」新フレーバーは… 前田農産が東農大などと研究

 【本別】本別町内の前田農産食品(前田茂雄社長)は、「北海道十勝ポップコーン」の新商品を東京農業大学のオホーツクキャンパス(網走)、野菜パウダー製造会社のアド・ワン(札幌)と開発中だ。パウダーを振りかけて食べる「ご当地フレーフレー」シリーズの拡充に向けた取り組みで、9日は自社のポップコーン工場でト..

カテゴリー農業人

Anetファーム十勝(清水町) 森田里絵専務~輝く!道東の人(90)

 日高山脈の麓に広がる畑作と酪農の町・清水町。小豆の可能性を切り開くため、生産や加工に精力的に取り組んでいるのが、A-Netファーム十勝だ。  同社は計72ヘクタールの農地で小麦、ジャガイモ、大豆、小豆を生産している。生産にとどまらず、小豆の加工やPRにも力を入れている。森田里絵専務は「作物の顔..

農業理解へ食育に力 帯広市・畑作 久保勇登さん~あおぞら

 帯広市大正町で畑作を営んでいます。計約50ヘクタールの畑でジャガイモなど主要4品を栽培しています。最近は暑さが厳しくなっているので、それに伴い病害や害虫には気を付けています。今年からJA帯広大正の青年部で部長を務めていて、8日には大正小で毎年恒例のメークインを使った食育事業を行います。子どもたち..

変化捉えて土づくり 帯広市・畑作 草森勇輝さん~あおぞら

 帯広市大正町の畑作農家です。昨今の高温干ばつにも対応できるよう、計38ヘクタールある畑の土壌づくりに励みながら、主要4品のほかダイコンとカボチャを栽培しています。10月4日には自分の畑で親子が楽しめるカボチャの収穫体験を開きます。問い合わせは協力していただいているとかち子育て支援センターの長岡行..

古里戻り5年前就農 音更町・畑作 美保翔さん~あおぞら

 万年基線の畑(42ヘクタール)で小麦、ジャガイモ、てん菜、豆類を中心に作付けし、ブロッコリーなども栽培しています。音更町で生まれ、大学卒業後は東京都内の民間企業で働き、結婚(愛理さん=35歳)を機に十勝に戻りました。帯広市役所勤務を経て、2020年に就農しました。今は義父(茂古沼美則=59歳)の..

スピード感を持って声反映 JAさつない新組合長 西田利幸さん~ピープル

 理事などの役職は未経験ながらも、一組合員から半ば突然リーダーに抜てきされたことを前向きに捉え、「農業者としての現場意識は強く残している。組合員から要望があったが反映されてこなかった物事を、なるべく速いスピード感を持って取り組んでいきたい」と意気込む。  昨今の物価高騰や気候変動に苦しむ組合員の..

カテゴリーJA

「食料安保強化へ迅速な対応を」 JA道中央会の樽井会長 高市内閣発足

 【札幌】JA道中央会の樽井功会長は21日、高市早苗内閣の発足に合わせて「食料安全保障の強化と持続可能な北海道農業の確立に向けて、迅速かつ着実な対応を進めてもらうことを強く期待している」とするコメン..

農業支える存在に JA十勝池田町・水上流暢さん~あおぞら

 音更町出身です。この春に札幌の大学を出て就職しました。実家が畑作を営んでおり、十勝に戻って農業の支えになりたいと思ったからです。池田町は母の出身地です。配属先の利別給油所は地域の方も多く利用してく..

実りの秋楽しもう 19日に「さらべつ大収穫祭2025」

 【更別】更別村の一大イベント「さらべつ大収穫祭2025」(JAさらべつ青年部、実行委主催)が19日、村ふるさと館(更別189)で開かれる。豊かな大地で育った野菜やブランド牛など、村自慢の食が集結す..

JA本別町の豆商品担当 前田紀子さん~談らん

 「本別産の豆がこれほど全国的に人気があるとはびっくりです」。今年度からJA本別町企画課食品販売で、開発商品やふるさと納税返礼品の業務全般を担当する。昨年産のえりも小豆は完売し、10月下旬の新豆の予..

堆肥施設の雨水基準値超えで対策 JAさらべつ 村も村内に注意喚起

 【更別】更別村のサラベツ川など発生した水質事故で振興局が開いた6日の説明会には、JAさらべつ(梶浦純二組合長)と更別村担当者も出席した。同JAは、運営する堆肥熟成施設から出る雨水から基準値を超える..

勝毎電子版関連動画

農業関連特集・連載

Anetファーム十勝(清水町) 森田里絵専務~輝く!道東の人(90)

 日高山脈の麓に広がる畑作と酪農の町・清水町。小豆の可能性を切り開くため、生産や加工に精力的に取り組んでいるのが、A-Netファーム十勝だ。  同社は計72ヘクタールの農地で小麦、ジャガイモ、大豆、小豆を生産している。生産にとどまらず、小豆の加工やPRにも力を入れている。森田里絵専務は「作物の顔..

JA大正青年部が大正小で食育授業~こぼれ話

 ○…JA帯広大正青年部(久保勇登部長)は8日、帯広大正小学校(堀口初枝校長)で食育授業を行い、4年生の児童に大正地区の特産品メークインについて解説した。  ○…児童に地元の基幹産業である農業や食への関心を高めてもらうために行う恒例行事。授業で部員たちは、メークインの歴史や他の品種との違い、栽培の過..

雄大な草原 近代化進む首都~JICA教師海外研修 モンゴル同行取材記(4)

 8月2~10日の旅程で行われた、JICA北海道主催によるモンゴルでの教師海外研修。ここまでの連載で掲載し切れなかった、モンゴル国内や教師たちの様子を写真と動画で紹介する。 (この連載は山田夏航が担当しました) 言葉の壁超え交流、子どもの笑顔は一緒 幕別札内北小 小野教諭に聞く  今回の教師海..

タマネギ栽培、種から指導~JICA教師海外研修 モンゴル同行取材記(3)

 8月7日はウランバートル市内から約2時間かけ、135キロ離れたトゥブ県ジャルガラント村にある農場へ。ここでは、JICAの草の根技術協力事業における滝川市のパートナー団体「一般社団法人滝川国際交流協会」が、2020年から5年間で、タマネギの品種改良や種子増産などに向けて支援に取り組んでいる。 地..

児童と幼稚園児が稲刈りを体験 池田~こぼれ話

 ○…池田小学校(稲葉珠樹校長)の3年生28人が29日、町千代田の水田で稲刈り体験を行った。児童たちは黄金色に実った稲を、手際よく刈り取った=写真。  ○…同校の3年生は毎年、稲作農園体験学習として、町内で行われていた「稲作」を学び、5月に「キタユキモチ」の苗を植えていた。この日は、一緒に田植えをし..

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