帯広駅でも新鮮野菜 とかち物産センターで今年も旬の野菜販売
JR帯広駅内のとかち物産センター(エスタ東館2階)で毎週月・金曜、取れたて野菜を販売している。JA木野系のスーパー「ハピオ」(音更町)から旬の野菜が運び込まれ、夏季限定でトマトやナス、ブロッコリーなど10種類以上が並ぶ。駅付近は生鮮野菜を購入できる店舗が限られているため、周辺住民や駅で働く人からのニーズも高く、十勝産の野菜は人気を集めている。
帯広物産協会が運営する同センターでは、観光客向けに土産などを販売する一方、会員企業のハピオから協力を受け、人気商品「ハピまん」やレトルトカレーなど同社の独自ブランド商品も扱っている。夏季の野菜販売は2022年にスタート。毎年7月ごろから秋にかけて、ハピオから旬の野菜を運び販売している。
初日の4日、売り場では通り掛かった人が品定めをしていた。市内の阿部照子さん(89)は「ドライ野菜を買いに寄って、偶然見つけた。駅で新鮮な野菜が買えるのはありがたい。また来たい」と話していた。
野菜はおおむね午前中に入荷し、売り切れ次第終了する。(月森七海)