卸売市場開発「いちばーぐ」人気 十勝産ナガイモ、チーズ、ポテサラの3種
帯広地方卸売市場(帯広市)は、十勝産ナガイモなど地場産食材を取り入れた冷凍ハンバーグ「いちばーぐ」3種の販売を開始した。同市場は「予想以上の売れ行き」としている。
同市場は魚のイメージが強いが、古くはジンギスカン、4年前には豚ジンを商品化。今回も新たな商品開発によって「十勝・帯広を広く発信したかった」と、関連センター部の保木厚志次長は説明する。
ナガイモ、チーズ、ポテトサラダの3種。ナガイモは大きめのさいの目切りで「焼いてもしゃりっとした食感があり、食べ応えがある品に仕上がった」。チーズは十勝産を含む7種をブレンド、ポテトサラダは士幌産ジャガイモを使用した。冷蔵解凍し焼いて食べる。
製造は、「ファイヤーバーグ」や「ビーフインパクト」を経営する大東エンタープライズ(本社札幌)に委託した。
1個(165~185グラム)430円。昨年末から順次、音更町内のスーパー・ハピオや同市場の場外市場・一鱗などで販売を開始した。保木次長は「PRはあまりしていないが、再発注も来ていて予想以上の反応。今後も販路を増やしていきたい」とする。問い合わせは同市場(0155・37・3333)へ。(佐藤いづみ)