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幕別産の十勝ロイヤルマンガリッツァ豚とアスパラ コラボ商品オンラインで販売

アスパラガスとマンガリッツァ豚をPRする(左から)藤原常務と丸勝の山口みなよさん

 【幕別】幕別町内で生産される「十勝ロイヤルマンガリッツァ豚」と北王農林(藤原壽美社長)の旬のアスパラガスのコラボ商品が4月末まで、オンラインショップで販売されている。(松崎篤嗣)

 マンガリッツァ豚は、ハンガリーで「食べられる国宝」と称された希少種で、丸勝(帯広市、梶原雅仁社長)が2016年に日本で初めてハンガリーから生体輸入した。その後繁殖を進め、アジア圏で飼育しているのは幕別町のみという。

 マンガリッツァ豚は濃厚な赤身と融点が低い脂肪を併せ持つのが特徴。北王農林は規格外野菜を豚のおやつとして提供するなど同社と交流があり、昨年はトライアル販売として同社のベーコンと北王農林のアスパラを併せて販売した。昨年の販売が好評だったため、今年も継続して実施することとした。

 今年はマンガリッツァ豚のウインナーソーセージとバラ肉を塩漬けにし、乾燥させたパンチェッタをセットで販売する。フライパンに油を引かずにウインナーとパンチェッタを投入して焼き目を付け、アスパラを加えて炒めて塩コショウで味付けをするのがお薦めの食べ方という。

 丸勝営業販売戦略室の牛膓健司室長は「マンガリッツァ豚から出る脂とアスパラの相性が良いので、ぜひ味わってほしい。今後も町内でいろんな事業者さんと連携していけたら」と話している。

 北王農林の藤原昇常務は「今年のアスパラは太くて良質なものが取れており、水分量もあるのでマンガリッツァ豚に負けないくらいジューシー。ぜひ食べてみて」と話していた。

 価格はアスパラ500グラムにパンチェッタ100グラム、ウインナー90グラムのセットで3940円。「十勝ロイヤルマンガリッツァ豚」の特設サイトから申し込み・購入できる。

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