道の駅大樹で6分間の宇宙旅行 高精細8K映像が無料で体験できる
【大樹】大樹町は13日から、道の駅コスモール大樹に「VR(バーチャルリアリティー)宇宙旅行体験」コーナーを開設した。VRゴーグルを貸し出し、宇宙空間から地球を眺める小旅行を疑似体験してもらう。2月12日まで。(能勢雄太郎)
宇宙をテーマにした観光振興の一環。日本旅行(東京)から町に派遣されている吉田たすくさん(地域活性化起業人)が企画した。
VRゴーグルで視聴するのは、イマジカグループ(東京)が制作した高精細8K360度映像のコンテンツ。スペースバルーンに搭乗し、宇宙空間に到達するまでの6分半の小旅行を疑似体験できる。
12日はイマジカグループの社員が来町し、コーナーを設営。吉田さんの知人らにVRゴーグルを装着してもらい、稼働状況を確認した。映像を視聴した大樹中教員の田村陽和さん(24)は「すごい臨場感。宇宙空間から見る地球は青かった」と興奮気味に話した。
吉田さんは「子どもから大人まで楽しめるコンテンツ。多くの子どもたちに宇宙への夢を膨らませてもらいたい」とPRしている。
VRゴーグルは5台配備。体験無料で、希望者は道の駅の窓口で直接申し込む。期間中、午前9時~午後4時に運営する。7歳未満は健康上の理由で体験できない。
問い合わせは町航空宇宙推進室(01558・6・2113)、同道の駅(01558・6・5220)へ。