インディアンバイクが広尾に集結 トライアルショーも
【広尾】米国の高級オートバイブランド「インディアン」のオーナーが十勝に集結し、広尾町までツーリングする交流イベントが23日に開かれた。ゴールの町役場駐車場ではプロのライダーによるテクニックショーが催され、見物客を魅了した。(能勢雄太郎)
インディアンモーターサイクル北海道(江別市、松村正樹社長)の主催。インディアンのオーナーで、広尾在住の池下藤吉郎さん(66)=池下産業会長=が地元窓口を担った。
帯広、札幌、千歳などから21台が参加。管外のオーナーは早朝に出発、道の駅おとふけで帯広勢と合流し、広尾を目指した。「ロードマスター・エリート」など国内では希少な機種もあり、目を引いた。
テクニックショーには、トライアル競技の国内第一人者の小林直樹さんが出演。前輪・後輪走行を披露し、障害物を飛び越えると拍手が沸き起こった。
インディアンは、米国最古のオートバイブランドで、ハーレーと並ぶ大型バイクの人気ブランド。徹底した品質管理を行い、職人の手でパーツが組み立てられているのが特徴。道内で保有されているのは100台程度とみられる。
松村社長は「インディアンへの愛が深い者同士、楽しい一日になった。また広尾でイベントを計画したい」と強調。池下さんは「今後もインディアンで広尾に来てくれたら、地域活性化につながる」と話していた。
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