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新鮮野菜エスタで販売 今年もミニマルシェ

イベントをPRする関係者。みずみずしい野菜がずらりと並んでいる

 JR帯広駅内にあるエスタ帯広東館2階のとかち物産センターで、十勝産の新鮮野菜が並ぶ「エスタ帯広ミニマルシェ」が今年も始まった。9月中頃まで、旬の野菜を駅で買うことができる。

 エスタ帯広管理事務所主催で、帯広物産協会が協力。昨年初めて企画し、地元リピーター客に好評だったことから、今年も開催することにした。観光客向けのお土産という対外的な役割のほかに、地域住民が日常的に生鮮食品を買いに来られる場所をつくる目的もある。

 ハピオ(音更、黒田浩光社長)と大望(幕別、堀ノ内隆社長)が出店。JA木野の組合員が直売する「きのっこファーマーズ」の野菜や無添加・無着色の野菜フレークが並んでいる。

 野菜は月曜日と金曜日の週2回納品され、ブロッコリーやニンジン、トマトなど7~8種類の新鮮野菜を冷蔵ケースで販売。初日の10日に岩見沢市から観光で訪れた高橋一広さん(48)は、「駅のお土産コーナーはその土地の雰囲気が伝わってくる場所。農業大国の十勝で駅に生野菜が置いてあると、地域のPRにもなってよいと思う」と話していた。

 エスタ帯広の辻貴章支配人は「大型店の閉店で今の中心部では生鮮食品を買える場所が限られている。駅の利便性を生かし、地元の人にも積極的に利用してほしい」と話した。(児玉未知佳)

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