「十勝ナンバー」デザイン募集 9月22日締め切り
十勝町村会(会長・竹中貢上士幌町長)は10日、自動車に付けるナンバープレート「十勝ナンバー」の図柄の募集を開始した。同会はご当地ナンバー制度で国土交通省に「十勝」の導入を申請中。同会は「十勝らしさ、特色が伝わるデザインを全国から送ってほしい」としている。締め切りは9月22日午後5時必着。
同会は十勝の地域振興などに役立てるため、帯広市を除く管内18町村を交付対象とする「十勝」のナンバーを申請。国交省が認めた場合、早ければ2025年5月ごろから交付する。
デザイン案は1人につき3点まで。応募指定様式は18町村のホームページからダウンロードできる。応募資格は日本在住の個人で、国籍や年齢、経験、受賞歴の有無は問わない。最優秀賞は10万円、優秀賞には2万円の賞金を贈呈する。
選考委員会が応募作品から5~6点を選んだ後、11月ごろに管内在住者を対象に人気投票を行う。ネット投票に加え、各役場に投票箱を設置する予定。12月上旬に町村会の臨時総会で最優秀1作品を決め、同月中に国交省に提出する。
同会の永田英美事務局長は「若者や道外の人などの柔軟な発想も楽しみ。地元の人に愛されるデザインを期待したい」と話している。
道内では「知床」と「苫小牧」が絵柄入りナンバープレートを導入。知床は雪山とクマなどの動物、苫小牧はアイスホッケーの道具やハクチョウなどがデザインされている。
問い合わせは同会事務局(0155・23・6204)へ。(松村智裕)