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予想の15万人突破へ 国際農機展最終日も活気

最終日も農業関係者らが多数訪れている国際農機展の出展ブース(10日午前10時ごろ)

 帯広市の北愛国交流広場で開かれている「第35回国際農業機械展in帯広2023」は10日、最終日を迎えた。9日までの4日間で計14万8000人が来場。当初想定していた15万人を大きく上回る来場者が見込まれている。

 この日午前は週末ほどの人出はなかったものの、臨時駐車場やJR帯広駅からのシャトルバスが到着するたびに大勢の農業関係者らが降りてきて、各出展社のブースを巡った。

 青森県東北町の牧場で働く畠山秀人さん(31)は、5年前の前回に続いて同展に足を運び、「課題だった部分がしっかり改善されていて、機械の進化を実感しました」と最新鋭の農機を興味深く眺めていた。

 週末は8日に4万2000人、9日に3万7000人が来場し、出展企業も好感触を抱いている。エースシステム(札幌市)の菅原康輝社長は「実際に見てもらえるメリットは大きい。大手企業ではないので、まずは名前や取り組みを知ってもらえれば」とし、クロダ農機(芽室町)の室井篤志社長も「最新型の機器などを見てもらえる貴重な機会」と話していた。

 同展はホクレン、北海道農業機械工業会、十勝農業機械協議会の主催。最終日は午後3時から閉会式を開く。(松村智裕)

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