旧藤丸の「うまいもんまつり」復活 藤丸パークで31日から4日間開催
帯広市中心部の屋外商業ゾーン「藤丸パーク」(西3南7)で31日~11月3日、「十勝大収穫市うまいもんまつり」が開かれる。十勝の味覚が大集合するイベントとして、旧藤丸百貨店時代に同じ名称で開催していた人気の催事が復活する。
藤丸パークは今季の営業が11月9日までで、最後の大型イベントとして、旧藤丸を感じてもらえる催しを企画した。開催中の同2日にはフードバレーとかちマラソンが開かれ、同パークはゴール地点の市中央公園の隣に位置していることから、管外のランナーに十勝をPRする狙いもある。
うまいもんまつりは2016年から、旧藤丸と十勝総合振興局が結んだ包括連携協定プロジェクトとして開催されており、今回も同じ枠組みで実施。フードバレーとかち推進協議会が後援する。
4日間で計22店舗が出店。音更町物産協会が同町の特産品を販売するほか、薫製豚丼やカレー、ハンバーガー、スイーツなどの飲食店も多数ある。生産者自らがクラフトビールや麦茶を提供するほか、帯広南商業高校はメロンパンサンドを販売する。ジャガイモとタマネギの詰め放題もある。
ステージイベントも盛りだくさんで、大道芸や音楽ライブ、アイヌ古式舞踊などが行われる。
藤丸株式会社の山川知恵副社長は「旧藤丸の香りが残るイベント。常連さんを含め、学生や家族など多くの人に来てもらい、十勝のおいしいものを味わってほしい」と話している。
時間は午前11時~午後5時。出店者やステージイベントなどの詳細は藤丸パークのホームページなどに掲載する。(津田恭平)







