閉店まで10日 名残惜しみ、藤丸にぎわう
帯広市内の地元百貨店・藤丸の閉店(31日)まで残り10日となり、週末の21日は多くの買い物客でにぎわった。最後の催事となる「オールTBS&HBCおめざ感謝祭」では、個数限定販売の赤福をはじめ、ブースのあちこちで客が列をなすなど盛況で、子どもからお年寄りまで幅広い世代が名残を惜しみつつ買い物を楽しんだ。
同感謝祭はHBC(北海道放送)主催で7回目。「マツコの知らない世界」や「王様のブランチ」などのテレビ番組で紹介された全国各地のグルメが販売されている。30日まで。
家族3人で訪れた新得町の公務員齋藤誠一郎さん(33)は「催事があるときによく来ていた。プレゼントは藤丸に来たら良い品物が購入できたので、閉店はさみしい。きょうが最後の来店となる予定なので、見納めもしたい」と話していた。
藤丸催事係の中西一彰係長は「地元のほか、釧路や北見、旭川などからもご愛顧いただいたお客さまに来ていただき、ありがたい」とし「ご家族や近所の方を誘い、最後の催事に来てほしい」と呼び掛けている。(津田恭平)