パン職人が新商品開発で競う 満寿屋商店で5年ぶり開催
パン製造・販売の満寿屋商店(杉山雅則社長)が、社内のパン職人の技術向上などを目的に新商品開発コンテスト「ますやカップ」を行う。同大会は3年に1度開催されており、第5回大会が2021年に行われる予定だったが、コロナ禍の影響で延期されていたため、事実上5年ぶりの開催となる。
同社従業員ら21人7チームが出場。16日に準決勝が行われ、杉山社長ら審査員に開発したパンをプレゼンテーション。試食やレシピを元に審査し、決勝に進出する4チームが2月8日に発表される。
初めてますやカップに出場した山田皓太さん(21)と三上茜さん(21)のチームは「人目にとまる商品をと思い、味が想像しやすい十勝産品の組み合わせを考えた」と語り「出場するからには優勝を目指したい」と意気込んだ。
決勝戦は2月23日、道の駅おとふけ多目的スペースで行われ、一般参加者400人と審査員の投票で優勝者を決定する。同社は今月23日から、ますや各店で決勝戦審査の参加チケットを販売する(1枚500円)。
決勝に進出したパンの一部は、新商品として店頭に並ぶ予定。(吉原慧)