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副市長に十勝圏複合事務組合副組合長の安達氏、教育長の池原氏を起用へ 帯広市

 帯広市の米沢則寿市長は24日までに、前田正明(66)、田中敬二(64)両副市長を任期満了となる7月6日に退任させ、後任にいずれも市の特別職で安達康博十勝圏複合事務組合副組合長(63)と池原佳一教育長(61)を起用する方針を固めた。教育長には広瀬容孝学校教育部長(60)、同組合副組合長には関口俊彦政策推進部長(59)を充てる。7月1日の市議会定例会最終日に人事案を提出する。関口氏については、今後開かれる同組合議会に人事案が提出される。

安達康博氏

 安達氏は1959年、帯広市生まれ。帯広光南小、帯広第三(現・翔陽)中、帯広柏葉高、室蘭工業大卒。81年市役所入り。産業連携室長、都市建設部長、市民環境部長、政策推進部長などを経て2018年8月から現職。企画畑が長く、第6期市総合計画の策定などに関わり、同組合では一般廃棄物中間処理施設「くりりんセンター」建て替えの基本構想を策定した。

池原佳一氏

 池原氏は1960年、帯広市生まれ。帯広柏小、帯広第三(現・翔陽)中、帯広柏葉高卒。79年市役所入り。30代前半に保健福祉部門を歩み、政策推進部政策室長、こども未来部長、政策推進部長を経て2019年10月から現職。市総合戦略や第7期市総合計画の策定などに携わり、教育長としてはコロナ禍における教育環境の整備などで指揮を取った。

広瀬容孝氏

 広瀬氏は1962年帯広市生まれ。帯広光南小、帯広第三(現・翔陽)中、帯広柏葉高、小樽商科大卒。86年市役所入り。子育て・教育分野が長く、こども未来部と学校教育部で企画調整監を務め、学校教育部適正配置担当部長、こども未来部長を経て2020年4月から現職。

関口俊彦氏

 関口氏は1963年胆振管内旧穂別町生まれ。帯広稲田小、帯広南町中、帯広柏葉高、北海学園大卒。85年市役所入り。企画課長、秘書課長、秘書担当企画監、政策推進部広報秘書担当部長を経て2019年10月から現職。秘書課勤務が長く、米沢市長を側近として支えてきた。

 前田、田中両副市長は2014年から、2期8年間務めた。(津田恭平)


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