移住相談に町長が対応 都内でフェア
【東京】「北海道移住・交流フェア2021」が14日、都内で開かれた。十勝管内の自治体も参加、移住を検討する人の相談に応じ、十勝の魅力を発信した。
北海道移住交流促進協議会の主催。移住の受け入れ体制や仕事情報などの提供が目的で、道内74の自治体や企業・団体が参加した。
十勝からは音更、上士幌、池田、本別、とかち地域(十勝圏複合事務組合)がブースを設け、陸別がオンライン出展した。上士幌の竹中貢町長、池田の安井美裕町長も参加し、住環境や生活環境などの情報を伝えた。
十勝が舞台のNHK朝ドラ「なつぞら」をきっかけに十勝への移住を希望する夫婦や、テレワークの浸透で地方移住を検討する人らが相談に訪れた。相談内容は住宅や気候など暮らし関連が多く、2拠点居住を含め移住を具体的に考えている人が目立った。
池田町ブースで相談に応じた赤坂建設(池田)の赤坂正社長は「テレワークが進み、豊かな環境で暮らしたいと考えている人は多かった。移住の本気度が高いと感じた」と話した。(池谷智仁)