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めむろワイナリーのワイン一般販売 芽室 新嵐山限定商品も

一般販売が始まったワインと醸造責任者の廣瀬さん

 【芽室】芽室町産ブドウを使ったワイン造りを行う「めむろワイナリー」(尾藤光一代表)は、ワインの一般向け店頭販売を15日から始めた。これまでは事前予約や、インターネットで出資を募るクラウドファンディング、サポーターズクラブ会員限定で販売していた。一般販売で初めて登場するスパークリングワインなどが管内のワインを取り扱う小売店で購入可能。同社がワイナリーを構える新嵐山限定のワインもある。同社は「新嵐山スカイパークと合わせてこのエリアにたくさんの人が足を運ぶよう工夫したい」としている。

 同社は4月に2020年産の新作ワイン「AVVERARE(アヴェラーレ) かなえる」を発表。「山幸」と「清舞」、清見の「ロゼ」の3種で、「山幸」と「清舞」はそれぞれ4軒の農家ごとに仕込む樽(たる)を分けて瓶詰めした“畑ごとのワイン”になっている。

 一般販売ではこれらに加え、2019年産ワイン「大地の序章」と清舞を使ったスパークリングワインが並ぶ。清舞のスパークリングワインは今回初登場で、同社の醸造責任者の廣瀬秀司さんは「仕込む期間をあえて短くし、柔らかい炭酸とフレッシュで良い果実香が楽しめる」と話す。また、尾藤代表の農園で収穫したブドウで造った「山幸」と「清舞」を、新嵐山荘限定で販売する。

 ロゼが4500円、山幸が4800円、清舞と大地の序章が5000円、スパークリングワインが5500円(いずれも税別)。管内のワインを取り扱う小売店で、数量限定で販売している。(細谷敦生)

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