NPO「芽室まちなか応援隊」設立
【芽室】まちなかのにぎわい創出を目的としたNPO法人「芽室まちなか応援隊」が設立された。2018年に同名の団体が発足し、町中心部でバーベキューのイベントを行うなど街中を元気にする活動を続けてきた。今後はNPO法人として活動の幅をさらに広げ、道の駅の開設や新たな名物となる商品の開発などに向けて取り組む。
「芽室まちなか応援隊」は町内の農業者や飲食業者、商工業者によって発足。町の中心部の活性化を目指して「芽室まちなかBBQ(バーベキュー)」の開催や、町の食材を使ったメニューを飲食店で提供する「めむろ野菜ヌーボー」を行っている。昨年度はコロナ禍でイベントの開催が難しい中で「雪室インカのめざめピザ」を開発。町のふるさと納税の返礼品にも登録されている。
今年度からNPO法人として新たなスタートを切る。現在の会員は13人。大きな目標として道の駅開設を掲げた。この他、めむろ野菜ヌーボーなどイベント開催、ピザのシリーズ化などを実施する方針。中心市街地活性化の先進地視察も行う考え。今秋には「メムロピーナッツ」と連携した企画を予定している。
1日には「和食と焼肉 すず喜、」で定期総会が開かれた。中島将好理事長(旭屋商店社長)は「町民が力を合わせて中心部を盛り上げたい。ゆくゆくは応援隊で道の駅を運営できれば」と語った。(細谷敦生)
理事長以外の役員は次の通り。(敬称略)
▽副理事長=高道豊、珠玖謙一
▽常任理事=高橋広明
▽理事=牛嶋あすみ(事務局)、末吉弘明、鈴木久恵、藤井信二、小林真也
▽監事=小山勉