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進化続ける十勝晴駅 10月14日は「鉄道の日」

細部まで作り込まれた貨物ターミナル

 【音更】音更町内の穂積規さん(60)が運営する鉄道博物館「十勝晴駅」(同町柳町南区12)が、オープンから6年たった今も、日々進化を続けている。新型コロナの影響で休館が続くが、展示を充実させるための「準備期間」と前向きに捉え、来年の再開を目指す。きょう10月14日は「鉄道の日」-。

 新しい展示品の導入やジオラマの製作が進む館内。目を引くのが、このほど完成した「貨物ターミナル」だ。帯広市内にあるJR貨物の帯広貨物駅(西20南1)がモデルで、常連の有志らとともに約1年かけて完成させた。ポイントは、構内を照らす「ヤード灯」。部屋の明かりを消すと、レールが光り輝き、夜のターミナルが浮かび上がる。

 「新しい世代に鉄道文化を引き継ぐことが、十勝晴駅の次のステップ」と話す穂積さん。思考を巡らせながら、再開の日を待つ。(小山田竜士)

<鉄道の日>
 国土交通省によると、1872(明治5)年10月14日に新橋-横浜間に日本で最初の鉄道が開通したことを受け、1994(平成6)年に制定された。(小山田竜士)

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