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SNSで道の魅力発信を 官民が新プロジェクト

統一ロゴを持つ(左から)堰八会長、鈴木知事、蒲生社長

 【札幌】新型コロナウイルスの影響で冷え込んでいる道内観光を回復させようと、道、道観光振興機構(堰八義博会長)、道内7空港を運営する北海道エアポート(蒲生猛社長)の3者が連携し、新プロジェクト「HOKKAIDO LOVE!」を展開する。SNSで北海道の魅力を発信し、道内旅行を喚起する。

 道は道内、国内、海外と段階的に観光需要の回復を進める構え。プロジェクトでは統一ロゴを作成。これまで道内旅行をした人に思い出写真をSNSで発信してもらい、特設サイトで紹介する。景色や食べ物などの魅力を拡散し、旅行先に北海道を選んでもらうようにする。

 航空会社、旅行会社と連携した誘客推進キャンペーンや、観光関連企業と連携したプロモーションも行う。3者のトップが17日、道庁で記者会見した。鈴木直道知事は「コロナで厳しい状況だが、北海道の魅力は変わることはない。みんなで北海道を盛り上げていきたい」と述べた。

 堰八会長は「観光回復に向けたフェーズに入った。SNSなどを活用し、北海道の魅力を発信してほしい」、蒲生社長は「道内観光を元気にしていくため、北海道を愛してくれる人たちをつなぐ取り組みをしていく」と語った。(津田恭平)

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